『M-1グランプリ2009』大阪二回戦二日目に行ってきました

もしかしたら今年は、これだけしかM-1会場に行けないかも知れないので、朝から体調悪いけどいってきました。座れなかったからキツかった(笑)。
30組目ぐらいで来場して、さっき笑い飯が終わったばかりらしいんだけど、それは別に残念じゃない。だって決勝で見られるからね、実際に「Jリーグのスカウト」というネタで、大爆笑を取っていたらしい。むしろプリンセス金魚、サイドエイト、恋愛小説家、はだか電球といった、準決勝と三回戦のボーダーにいる芸人のほうが、状態を確認したかっただけに、見られなかったのが残念でした。いつも通り感想の後ろに、5点満点プラマイ補正の採点です。自分が審査員なら、3〜3+ぐらいが合格ボーダー、4以上が合格というのが二回戦基準です。

  • Bブロック2

フキノタイタン「バキバキバキフマン」

座椅子の折りたたみの擬音でのあてふりネタ。ジャルジャルっぽいシュールな感じだけど、こちらは声張らない系。浜口浜村系だけど、こちらのほうがややベタな感じか。なにわ突撃隊の新人メンバーということですが、大阪のシュールな漫才でも、よしもと系と松竹系だと色合いがはっきり分かれるよね、よしもとはいまはジャルジャルを目指している人が多くて、松竹はいまだにチョップリンが頂点という感じ。よしもと系はややベタなボケが混ざる感じ、松竹系のほうがシュールなことする今日は、やや突き放した感じがある。3

ポップンサンデー「ツッコミやらせてほしい」

男2女1のトリオ漫才、三人とも全員インディーズライブで、他のコンビで見たことがある人たち。ベタすぎる題材と言いながら、女の子がツッコミやらせてほしい。という形で、フレーズに一つか二つ光るものがあって、ネタ作ってる子に大喜利巧い子でもいるんだろうけど、漫才の流れに巧く混ざっていない。この題材でトリオなら、こうなるよねという漫才でした。2+

ロコモコボンゴ!「自殺したくなる歌→金縛りの歌」合格

名古屋予選から勝ち上がったプロ、ウクレレ漫才というよりは、ブリーフ&トランクスみたいな、コミックソング寄りのネタというより歌でした。内容も良かったけど、ハモリも巧くて良かった。名古屋予選から唯一の三回戦進出となりましたが納得です。3+

チャイニーズストーリー「弟がほしい」

子供の兄弟喧嘩がやりたいのに、大人の兄弟をボケが演じようとしてくる。2-

土佐駒「逆ナンされる」

ボケが自分がイケメンであると言うことを意識してくる。女の子受けのチャラチャラした漫才ではあるけど、客受けもあったし、漫才は巧かったから、受かると思ってた。3+

クロスバー直撃「漫談に実況解説を付ける」合格

こういう漫才とかコントを題材にしたような、メタなネタはあるレベルを越えたら、審査する人に全く評価しなくなる人の割合が増えるから、周りが全力で止めるべきだと思う。このコンビはもう五年ぐらい見てるけど、漫才やコントの演技がちっとも巧くなっていないのも気になる。この日の舞台だって、ツッコミの漫談家の役の方が結構大事な台詞を感じたんだけど、「漫談の実況」ってネタだったら、そこは実況役は「いま、噛みました」ぐらいのアドリブ対応しようよ。なんか根本的に演技者としての地力がこのコンビにはない。だからこの並びで見て、土佐駒が落ちて、ここが受かるというのは流石にないわと思った。今日の審査員が、演技力より発想力重視の布陣だったか。3-

千鳥「音程外れてるかチェック」合格

「癖が凄い」ってネタ。テレビとかでも披露したことありますよね? 最後タイムオーバーだったけど、千鳥の予選のタイムオーバーって、これ初めてじゃないよね。3+かなと思ったけど、後半盛り上がったので。4-

  • Bブロック3

MCのSNOB登場、久し振りに見たけど、なんか地味な敏江・玲児というような風貌になっていた。

スペード「恋人を探す」

変な喩えでツッコミしていくネタ。2-

タートルヘッド「外国人にことわざを教える」

いやーまさかM-1の二回戦で「百分は1時間40分」とか「壁に耳あり、障子にメアリー」なんて台詞を、スベリ芸でもなく、大まじめに聞かされるとは、夢にも思わなかったよ(笑)。1

バンパイア「近所のマナーの悪い楽器演奏」合格

『さんま御殿』にも出ていたアゴの凄い人のコンビ、「顔捨てたろか」のツカミだけで勝負あった感じ。フレーズやポーズが静かなネタが続いていたので、悉くはまっていました。今日の中ではかなり上位だけど、周囲が二回戦レベルだから受けていた気はする。4-

サンシャイン「恋のキューピット」

ツカミで、NHK教育番組のモノマネしていた。2-

カオパット「フェンシング」

マイブームの話をしていたのが、フェンシングに流れたんだけど、どうしてそうなったかは覚えてない。1+

くいな「新婚生活」

新婚さんが朝起こすやり取りをやりたいとか、これも千組以上の漫才師がやってきた設定だよな。1+

ソーセージ「子供のイジメで、相手の親に文句を言いに行く」合格

相変わらず藤本の女役は達者で面白い。しかし今年作ったコントの中で、漫才でやれるネタをもってきた感じで、M-1用にネタ作っていないのなら、今年は準決勝は厳しいかな? 4

  • Cブロック1

15分の休憩挟んで再開だけど、M-1の一回戦、二回戦の休憩挟むと、空気がリセットされて重たい雰囲気に突然なるのは、一体何なんでしょうね。名前があるところ以外は、場の雰囲気だけで厳しくなる。

ビタオシ「NHK教育番組」

トリオ、歌のお兄さんがツッコミで、当て振りでマスコットをする役と、ナレーション役の三人。このネタ見るの三回目ぐらいだったけど、雰囲気に負けたかなりグダグダな印象を受けた。今年は関西のアマチュア、インディーズの有名コンクールを、二つほど優勝しているコンビだけど、この雰囲気で実力を発揮できる力はまだ無かった。ただこのネタは本当は二人でする設定を、無理矢理に声役と振り役に分けている印象もあったけどね。3

リブリップ「七夕の短冊」

広島から参戦。ボケと設定がとっ散らかりすぎ。1

野良レンジャー「間違いさがし」

福岡から参戦。周囲の立見客が応援というか、福岡の仲間の芸人って感じで五月蠅くて、ネタに集中できなかった。2-

ササミストリート「ナイター中継の実況」

スポーツの実況と解説というネタも、最近微妙にはやりかけてますね。3-

道路工事「スカートめくり」

まあよくある学校あるあるネタ。1

チューインガム「桃太郎に天狗が出てくる」

いまの大阪の松竹の若手の集大成のよう漫才だった。微妙にシュールをはき違えてる感じというか、最初の設定の第一段階だけで止まってる感じ。あと客席から見て右の子は、いつも思うけど和牛の川西に似てる。2-

ズンズンポイポイ(見られなかった)

満員の立見だったので、帰るお客さんに通路をつくるために、場所を空けるとかしていたら、全く内容が入ってこなかった。

  • Cブロック2

フランケン「バスガイド」

ツアーガイドと客、というのも手垢つきすぎ設定の一つか。1+

モンゴリアンパンプキンズ「トラウマ」

亡くなったペットや、別れた彼女、修学旅行に病気で行けなかった。といったトラウマをお互い刺激し合う、相手のトラウマを刺激しようとしていたら、自分のトラウマを呼び起こすとか、これネタ作ってる時は面白かったろうなあ。3-

ノーネーム「ヒーローインタビュー」

よくある感じです。1+

人生百年「一揆をやりたい」

福岡から参戦のアマチュア。この手の常連アマチュアって、大阪にもいるけど、二回か三回ぐらいは二回戦まで勝ち進むけど、四年目ぐらいでもう一回戦受からなくなるけど、名古屋、福岡、広島予選って、毎年のように受け続けて、二回戦まではいくコンビがいますよね。ネタはよくあるハゲネタ。2-

ドレッドノート「サスペンダーの名前が出てこない」合格

コンビの片方が以前のコンビで準決勝経験済みのはず。サスペンダーの名前が出てこないというのだけで延々と、勢いと単語の選び方で持って行かれました。二回戦はこのぐらいのレベルが、五組に一組ぐらいの割合で、出てきてもらわないとなあ。4

和牛「社会人のイジメ」合格

後半やや失速した上にタイムオーバー。まあ流石に二回戦は落ちないけど、三回戦に不安が残る。4-から3+に下方修正。

とろサーモン「放置自転車」合格

久保田が最近やっていたアホキャラのネタ、なんかあのキャラでハマっているの見たことなかったけど、ようやく久保田があのキャラものにしてきたか? 今年は不安もあったけど復調している感じ。ただ今年も準決勝止まりだろうけど、三回戦で落ちる理由はないですね。4

  • Cブロック3

すいっちひったー「クラブを辞める先輩を引き止める」

出てきた瞬間、りあるキッズかと思った風貌。ネタもそんな感じだった。2+

ぶっこきマウス「子供にスポーツをさせたい」

素人の女性コンビ、もうビックリするぐらい普通のお喋りでした(笑)。昼下がりの主婦の会話がそのまま。これが受けて、審査員が二回戦に行かせようと思う雰囲気だった、一回戦がどんなんだったのか、想像するだけで恐ろしい。1

アンダーポイント「犬を飼いたい」

こういう他の現役の漫才師が、近年に代表作にしているテーマの漫才は、客観的に越えてるか、他人に判断してもらってから、人前で披露するかどうか決めようよ。2+

七福神「桃太郎」

トリオで桃を切るくだりで、おばあさんを間違えて切るとか、桃と一緒に人も斬ってしまうとか、そういうやり取りを延々やってました。2-

アンダークロスヒロイン「最近よく芸能人を見かける」

さっきの女性二人の雑談に続いて、こちらも男女が喫茶店でしているような会話してるだけでした(笑)。「アントキの猪木和田アキ子に見間違える」ってところは面白かった気がする。2+

ひでまんしげまん「ヨン様と結婚したい」合格

オバハンが、ヨン様について語ってるだけの、ここも雑談でした(苦笑)。なんで同じブロックに素人の雑談が三組も固まるんだよ。大阪のM-1予選ってオバチャンタレントのコンビが、毎年必ず何組かでるんですが、ここは正真正銘のアマチュア普通のオバチャンって感じでした。スタッフや審査員とかの関係者特有の嫌な笑いが、序盤は響いていたのですが、なんか後半になると会場全体が異様な雰囲気で笑いが起きていた。だから合格するぐらい受け手はいたんですが、でも三回戦で出てこられたらきついぞ。二回戦では受けるけど、三回戦では場違いとなるコンビって、アマチュアで毎年絶対にいるけど、今年はここでしょうね。三回戦の客のためにも、審査員は落とした方が良いと思うんですけどね、審査員も二回見せられるのは厳しいだろうし。3+

ミニスカ×ニーソックス「心理テスト」

心理テストに答える方が、想像力が有りすぎる。劇団員らしいのですが、M-1の予選見に行く人だけ分かると思うんだけど、典型的な劇団員の漫才ってあるよね、言い方が難しいけれど、前にヨーロッパ企画の人たちが、M-1に出た時もこんな雰囲気だった。3-だったけど後半勢い無く2+

かまいたち「訪問販売」合格

やはり決勝確実と見られている組が転けた時に、大阪から繰り上がる候補一番手です。4+

大根おろしにジャコかけて「ベテラン刑事の取り調べ」

毎年思うけど新喜劇の人たちは、プロがこんな醜態晒すぐらいなら、出さない方が良いよ。僕はM-1は可能な限りガチンコで審査していると思ってるけど、吉本の弟子っ子芸人と新喜劇のメンバーに甘いのだけは納得できない。1+

  • Dブロック1

バーボンズ「ヤクザの紛争」

ヤクザと護衛という設定でしたが、フォーマットは完全に刑事ドラマのベテラン刑事と新人のコントを、ヤクザに置き換えただけでした。2-

いただきSOM「居酒屋の客と店員」

ネタ飛ばしたかな? と思う箇所があった。2-

キャッチ&リリース「歌を唄う」

歌ネタは前半に良いのが一組いたからねえ。2

ボケットランチャー「デジカメ」

元ダウトと元三連ぽんせのコンビ、なんか今年はM-1前にコンビ解散していたコンビが、M-1に向けて組んだコンビが、大阪は多いと聞いていたけど、この人たちも出てたのか。1+

機動戦士リウンズ「デートの相談」

大阪にはかわら長介がいるのに、この設定のネタやる漫才師が毎年何十組もいるんだから、そういう人がいないであろう福岡では、致し方ないことか。2-

マルシア「フッションセンス」

ファッションの話から、モテるためにどうするという話になって、なんかそれから設定が散らかった。2

マスタードボーイズ「トイレの個室にノック」

小細工が序盤から多すぎ、全体的に詰め込みすぎ。1+

トライアングル「日本の妖怪」

ボケの田中に「ファッションに興味が有りすぎる」というキャラが、いつの間にか付託されていたけど、これこのネタ限りのキャラなの? それともいまずっとやってるキャラなの? 無理矢理作ったキャラにボケさせるために、無理矢理な設定の漫才をしているようで、売れてないとはいえトライアングルぐらい経験も実績もあるコンビが、突然こんな形に変わっていたのは悲しくなった。
M-1じゃないんだけど、最近別の所で見たボルトボルズもそうだったけど、全体的に今大阪松竹のシュール系じゃない漫才師が、みんなして同じ方向に走り出しているのは、ちょっと気になっています。特に中堅がボケにキャラ属性みたいなのを付けて、それをネタに持ってくることやってるのが目立つけど、それって要するに『あらびき団』とか、『アメトーーク』みたいな番組対策なわけでしょ? そういうのも少し見えるのも含めて厳しいなあ。2-

ひこーき雲「高級レステランの予約」

このコンビ沢山見てきたけど、今までで一番良かったと思う。後半やや散らかり気味になったのが残念。3-

  • Dブロック2

オレンジサンセット「ラーメン早食い大会」

今日の一番の目当てだったコンビ、キングコングっぽいところは気になったけど、漫才の実力がかなり上がっているのはもちろん、舞台上でのタレントオーラみたいなものも出せていて、いやいや「男子三日会わざれば刮目して見よ」とはよく言ったもんだなと、今年準決勝には進めるだろうし、ラスト10年に行くまでに、一度は決勝にも行けるだろうなと思ったのですが、まさか落ちるとは思わなかった。選手と実況ネタだったのが、今日多かっただけに普通のネタと思われたのか、それとも僕が感じた「キングコングっぽい」ところが気になったのかと思ったのですが、審査員が元木すみおさん、森さん、そして朝日放送の板井さんということで、元木さんと森さんはともかく、板井さんは嫌いそうかなあと思った。土佐駒がダメだったのと似たような理由を感じました。ただここは追加合格で救ってほしい。4+
この辺で三時間の立見が、体力の限界に来たので、途中退場させてもらいました。びわこメロディには後ろ髪を引かれる思いでしたが、ジャルジャルまでには再入場で帰ってきたかったので。

  • Dブロック3

10組飛ばして途中からです。

けむたん「しりとり」

ここもネタが途中で散らかった。最近の若手って漫才台本作る時に、構成って考えないの? 1+

三尺花火「人が死ぬとどうなるか」

松竹っぽいなと思って、家に帰ってサイトみたら、ビンゴだった(苦笑)。2-

メーメーズ「不動産屋」

典型的な不動産屋コント、ボケキャラが徹底的に腰が低い。悪くはないけど、お客さん置いてけぼりな演技だった。2+

ハブシセン「歌で告白をする相談」

ハイテンションで唄うキャラが、ネタにハマってなかった。2+

ソメイヨシノ「信長と秀吉」

草履取りのシーンをやってみる。3-

ジャルジャル宅配ピザをドタキャンする」合格

居留守のネタ、去年の会社ズル休みするネタと同じで、設定変えただけでした。結果速報のブログのコメント欄で、「ジャルジャルやる気感じられなかった」という書き込みあったけど、確かに全くやる気なかったですよね。ジャルジャルとか天竺鼠とか、M-1に向けても向けてなくても良いけど、漫才の新ネタ作ってないコンビを、わざわざ出場させる意味を感じない。しずるやフルーツポンチ、はんにゃみたいに出さない勇気、断る勇気も大切だと思う。東京受験で審査員によっては落とされてただろうな。4

  • Eブロック1

ドーナッツ「お店」

女子小学生っぽかった。三分間頑張りました。1

きまぐれスナフキン「掃除のオバチャンが邪魔」

設定トイレだったかな? 1

サイドビジネス「新婚生活」

サラリーマンコンビ。2

花いちりん「学生の時の告白」

こういう普通の設定で、良くも悪くもない漫才が、一番感想困る。2+

オフクロワークス「吉本新喜劇〜○○編」合格

ショートコントで色んな吉本新喜劇をやってみる。最初どうなることかと思ったけど、ラブホテル編あたりで爆発して、後は一気呵成でした。後半お客さんが相当つかれている中で、まず一つ目の大きな波でした。

オッサンパラダイス「ハンバーガー屋で働きたい」

平川タローさんの去年ぐらいから活動している新コンビ、せっかくこんな名前で、オジサンコンビでやってるのに、どうしてネタの設定が若手なんだろう? 賞レースを意識しすぎてるのかな? 2

宮沢ぼーぼーりえ「 」合格

ガリガリガリクソンが、いま一緒にブログやYouTubeの動画作ってる、浅田マオーと山下敏感まなぶの三人のユニットで登場。いつものガリガリガリクソンのネタを、三人でやっているだけ、つまり例年、大阪のマシンガンズとやってることを、人を変えてやっているだけなんですが、両サイドのキャラが強烈になって破壊力増しまくってました。もう毎年お客さんが疲れている時に出てきて、こうやって盛り上げてくれるんだから、いつもありがとうガリガリガリクソン。敗者復活戦の会場で見たいグループだけど、どうなるのかなあ? 5+

  • Eブロック2

滋賀大学 学務課「アニメやマンガキャラの人生相談」

一回戦で見たら面白いんだろうなあ。2-

犬猿「中学生の万引きを注意する」

ホケがテンション途中で変に上がるキャラ、個別に触れなかったけど、こういうの今日は多かった。1+

レオナルド「子供はかわいい」

歌のお姉さんとか、人生相談とか、子供番組設定のネタも多いなあ。1+

ごはんパン「レーシック手術

宮本むなし看板を見て慌てる。というボケだけ覚えてる。2+

オタコン「ドラえもんになりたい」

服装も髪型もキャラが派手すぎる方がツッコミだつたのにビックリした。3-

野球家族「ありがとうが言えない」

コントというより寸劇でしたね。2

王(キング)「朝礼」2+

転校生って設定は必要だったのかな? メンバーが一人が引退、一人が東京に行くので、今年のM-1がグループ最後の舞台とのことだったですが、何かしまらない最後の舞台になってしまった。これなら過去の代表作とか、賞レースとかで試したことのないネタをやって、散った方が良くなかったかな? チャールズは新コンビが三回戦に残っているので、頑張って勝ち進んで欲しい。2+

  • Eブロック3

ファンタジスタ「観光客の写真撮ってあげる」

悪くなかったけど、こういうシュッとした正統派は、今日は厳しい日だった。3

100レノン「ボランティア」

四人組、舞台を広くつかって盛り上がっていたので、通るかなと思った。3+

イギータ「歌で危篤のお母さんを励ます」

もう今日は歌ネタは良いのが、前半にいたというのに尽きる。2+

モリバス「適度な運動」

なんかボケもツッコミも、どっかで見たこと有るような、誰かから取ってきたようなキャラでした。2-

カバと爆ノ介「何回も同じ事言われる」合格

ジャルジャルガスマスクガール割る2という印象のネタでした。要はいまのbaseの流行りってこういうのなんでしょうね。3+

なんばよこやま「キスとキッスの違い」

来年30歳のオッサンがやるネタじゃないよな。baseでチヤホヤされていた頃を、忘れられないんだろうけど、かなり痛々しかった。でもbaseの中にずっといたら、これが若い女の子受けだけのネタって、もう分かんなくなってるのかなあ? ウーマンラッシュアワーもそうだけど、本人にその気がなくても大人が見たら「若い女の子にチヤホヤされたいだけ」に見えるって気付かないもんなのかな? 自分たちもそろそろいい歳になってるんだし。高校卒業したてみたいな漫才師がやってるならともかく、という感想しか持てないです。2
あと一グループ残っていたけど、時間がなかったので、ここで帰りました。見取り図は見ていけば良かったかなあ。
途中中座したけれど、ほぼ六時間ほど立見で、五組に一組ぐらいの割合でしか、何も考えずに笑えるレベルの漫才師がいないのを見て、もう完全にアウトでした(笑)。なんか三年、四年ぐらい前の二回戦と比べて、明らかにレベルが下がってると思ったけど、良く考えたらその時期は、決勝未経験者でも、ロザン、ビッキーズ、レギュラー、ストリークあたりが予選に参加していて、イシバシハザマオジンオスボーン、安田大サーカスなすなかにしなんかも本調子で、大阪の方に参加していたんだから、そりゃレベル高かったに決まってるか。

M-1GPスタッフブログ: 11月14日2回戦大阪HEP HALL結果

スターリン
グッドモーニング
プリンセス金魚
サイドエイト
ドルフィンズ
ガ→デん
ミルクボーイ
フラッシュ・カンパニー
はだか電球
笑い飯
ロコモコボンゴ!
クロスバー直撃
バンパイア
ソーセージ
和牛
ササミストリート
千鳥
ドレッドノート
とろサーモン
ひでまんしげまん
かまいたち
びわこメロディ
ハム
ジャルジャル
オフクロワークス
宮沢ボーボーりえ
命果てるまで
インテルストレンジ
カバと爆ノ介
見取り図
キムチとライス

やっぱりびわこメロディ見取り図は見ておくべきだったという風に思っていたら、オレンジサンセットが落ちていてビックリ。あり得ないだろうと思ったけど、ああいう漫才嫌われたとしか言えないか。他にもなんばよこやまシャングリラ土佐駒、松竹だとトライアングル恋愛小説家が不合格、あと出場予定者に名前があったチキチキジョニーは明日に変更だったようです。