久し振りの王道ヒロイックファンタジーのソード・ワールドリプレイ
Amazon.co.jp: ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(1) (富士見ドラゴン・ブック): グループSNE, 田中公侍: 本
ライダーやアルケミストといった新技能の提示や、一部のサブPCがセッション毎に入れ替わっていったり、公式サイトでのリプレイ連載との連動といった仕掛けはありますが、これまでソードワールドのリプレイに多かった。権謀術数のGMによる引っかけ裏切り罠嵌め満載のシナリオに対して、GM以上に海千山千のプレイヤーが、癖のありまくるキャラクターを動かしていったり、経験豊かな先輩SNEスタッフがプレイヤーとして、初心者GMを成長させていくために、詐術、無理難題を逆にぶつけていくみたいな、バブリーズやへっぽこーず以降の流れも、まあ良いと言えば良いし好きといえば好きなんですが。こんな真っ当なヒロイックファンタジーの王道のようなキャラクターとシナリオのソードワールドリプレイは、山本弘時代以来ではないでしょうか?(笑)
ということで『拳と魔封』シリーズも合わせまして、『ソード・ワールド2.0』のリプレイの新展開、期待を大きくして読んでいきたいです。でも2.0のほうがいまは大事でしょうが、秋田先生はノベルシリーズの続きも、早く出してくださいね。『混沌』とか『サーラ』みたいなことは無しでお願いします。
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