『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を見てきました
二時間の映画を、面白すぎて長く感じると言うことがあるんだと、恥ずかしながら思い出すだけで、感動が止まらないです。
ストーリーとかもそうなんですが、あの映像を見せられただけで、充分に幸せかも知れない。最初の北極のネルフ施設の戦闘シーンの画だけで、もうお腹いっぱいでした。いやもうこれだけのものを作ったら、庵野監督には「エヴァ以降には何もなかった」という資格は、僕はあると思いました。
しばらくはこの映画の反芻だけで、生きていける気がします。それがある程度消化し終わったら、まとまった感想でも書きたいと思います。もういまは「良かった」とか「凄い」とか「幸せ」みたいな単語でしか、感想が浮かんでこないです。
でも序のときも思ったけど、やっぱりこれは旧版の時に子供だったファンが、大人になってから見て感動する映画で、元々大人だった人や、いまだに子供の時間が続いてる人には、必要のない映画だとは思います。その傾向はこの破で、ますます顕著になったかもしれない。
とりあえずサントラには、坂本真綾の歌う『三百六十五歩のマーチ』はなんで入ってないの? 重要でしょう? そうかまた別口でキャラソンアルバムみたいなところで商売か……。でも買うよ、絶対に買うよ。
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