『ジャイケルマクソン』2009年8月26日放送分

この感想は当日に一度書き始めたんですが、やっぱり書くの止めたんですよ。あんまり良い話にならないと思ったから、でもやっぱり書こうと思うきっかけになったサイトがあったので、改めて書きたいと思います。
この日のゲストはmisonoと麒麟の田村ときんに君が、それぞれ出てきてゲストトークで、麒麟の田村のパートが今日書きたいことです。田村は陣内が離婚した後に、一時期居候させていたこともあり、田村による陣内のうっかり天然エピソードトークになるわけです。最初に田村のトークが始まったときは、ジュニアが喋り、コバが喋り、高橋が喋り、後藤が喋ってきた陣内の天然エピソードを、また一人語り出す奴が出てきたのか、ウザイなあとか思って聞いていたのですが、田村の話が凄く良かった。他の人も散々やっている、陣内の天然エピソードなんですが、田村の話は凄く爽やかな良い話とになっているんですよ。これって明らかに語り手の資質のおかげなんですよね。田村は陣内の天然ボケの話をするのでも、自信の人柄が凄く出ている。また吉本の先輩でこういうエピソードトークが巧いとされている人達と比べても、視点が凄く丁寧で、暖かいところに着地していて、他の人の話と違って、陣内がきちんと良い人に聞こえる話になっている。
これはまさに人柄がトークに現れているということで、ダイノジ大谷がトークライブで、「良い人が面白いって事になるんだよ」って不思議そうに言ってましたけど、それって当たり前のことだと思うんですよね、同じ話でも最終的に人を悪く言う話より、人を良く言う話で笑わせてくれた方が、見ている方は楽しいに決まってるんですよね。島本和彦が「人を傷付ける笑いより、人を傷付けない笑いの方が、笑いのステージが高い」という言葉を残しているけど、世間はやっぱりそっちだと思うんですよ。そして麒麟の田村は、それを天然の資質で「人を傷付けない笑い」というのを自然に選択している。これはこの番組だと、岩尾もそういう所がある。
そういうのを見た後に、この番組のメイン司会の陣内智則が、お返しにやった田村への弄り方というのが、あまりにも酷かった。もうどう酷かったか、書き起こしたくない、そのために見返したくない、見返したところで、やっぱり二度言うけど、書き起こしたくない。普通に陣内の嫌な部分が出る弄り方だったんですが、それを書き起こしたくなかったんで、スルーすることにしていたら、他の同様のことがまとめられていたので、そっちを紹介します。

陣内智則wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww:VIPPERな俺

概ね、今回の田村やmisonoへの弄り方も、こんな風な感じだったんですが、陣内は司会者として関西のお笑いファンはやたら褒めているけど、この辺のいやらしさが出過ぎていて、僕はすぐに破綻すると思っていました。特に後輩を相手にしていたときへの当たり方が、あまりにもキツ過ぎるし、田村にあるような可愛げが、トークとか仕切りに無さすぎる。吉本の芸人やそのファンの人は、もう吉本的な体育会系の常識に染まっているから、違和感感じないんでしょうが、あれは一歩世間に出たら、凄い違和感あるものだと思います。また陣内のネタとかひな壇トークだけだと、出てこない面だから余計にギャップがヒドイ。
だからメンバー変えないにしても、『ジャイケルマクソン』はせめて仕切りを、フットの後藤に変えた方が良いような気がします。陣内が仕切りをするのは、本人にリスクが高すぎる。

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