高木豊さんの育児論、教育論、育成論が素晴らしい

息子の「才能を見つける」か、「才能がない人生の愛し方」を教えるか?:日経ビジネスオンライン

息子さん三人が、いずれもヴェルディのユース、ジュニアユースとして活躍、将来のヴェルディのトップチームや、世代別代表での活躍も期待されている、高木ブラザーズはこの父があって育った、決してスポーツエリートの遺伝子だけではない、父親の教育方針があったのだというのが、凄く分かります。

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この辺の調停の話も凄いのですが、今回の本題は育児論であり、若者の育成の話です。

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「中途半端にするぐらいなら勉強はするな。勉強する時間があるなら、それをサッカーに費やせ」

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「宿題は先生との約束。約束を破ることはいけない。だから最初から『僕はサッカーに打ち込んでいるので宿題はできません』と、はっきり説明してこい」

もう今のスポーツ界とかで言われていることと、全く真逆だけれども、それを親として後押しして、受け入れていこうとするのならね、これほどの事はないよね。

「子供に何か光るものがある、というのは勝者の論理。そんな人は100人に1人だよ。でも、別に光らなくたって、人生いいんじゃないか、というのが、僕の胸にはある」

「だから、子供はもう、生きていればいい、というぐらいで育てた方がいいんじゃないか。」

これは親として、相当の覚悟がいると思うけど、それを実践して、現時点の話だけど、ある程度の結果を出しているのは、高木豊は凄いと思います。高木豊はもしかしたら、日本サッカー界において大恩人の一人になるかも知れない。この親にして、息子ありということを、今後示して欲しい。
しかし白井一幸が、連日ブログで「子供を通わせたい少年野球チームがない」と嘆いていましたが、高木豊も同じような考えがあったのかなあ?

人生2割がちょうどいい人生2割がちょうどいい

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