西原理江子の底が抜けた愛情
活字中毒R。:西原理恵子「だから出てくる子どもは全部、私です」
そういう「子どもの頃の不安や不満」を、大部分の人は大人になると、いつのまにか忘れてしまうのだけれども、それを生々しく表現できるというのが、西原さんの凄さなのかもしれませんね。
「だってさあ、いじめっ子に立ち向かっていける子なんていないよ」
こういう大人が周りに一人いるだけで、いじめられてる子は、どれだけ救われるのかと思う。
そして、誰の心のなかにも、たぶん、西原理恵子がいるのでしょうね。
これがそうならば、子供に接するときは、出来るだけ自分の心の中の、西原理恵子に出てきてもらいたいです。
正直、「ドラえもんが未来に帰ってしまうような事態」にでもならないかぎり、僕もいじめっ子に立ち向かうことはできないだろうなあ、とも感じていました。
こういうのさらっと出てくる、活字中毒R。さんもステキです(笑)。
ダ・ヴィンチ 2009年 07月号 [雑誌] by G-Tools |