「新装回転！お笑いメリーゴーランド」

お笑い番組に関して言えば、フジテレビにはプライドがある。日本テレビには意地がある。でも、TBSにはそういうものは本当に一切何もないんだなあ、ということを痛感できる番組でした。テレビ局としてその姿勢は間違っていないと思いますけどね。
2008年末のお笑い系番組2 - おわライター疾走

これは年末のTBSの「お笑いDynamite!!」の感想なんですが、この感想を違う番組で10日ぐらいも経たないうちに、感じさせてくれるんだから、TBSは侮れないです（笑）。ただなんか僕はもっと広げて「TBSはそれで良い」というか、TBSは自前で何かやろうとしたり、オリジナリティを求めたりせずに、こういった企画をしてもらった方が、お笑い業界も芸人も傷付かずに済むし、TBSとしては視聴率もそんなには稼げないんだろうけれど、お笑いファンからしても、良い意味でも悪い意味でも騒がずに済む、何となく見れるお笑い番組というのが、量産されることは良いことなような気もしています。決してこの番組から世に出る芸人もいなければ、消耗されることもないお笑い番組になっているのでしょう。
まあでもレッド吉田チームの芸人全員と、小島よしおやダンディ坂野といった人たちの、テレビタレントとしての底力というのは、そんな番組にあっても、存分に発揮されていたともいます。あとやっぱり友近は何らかの制約に縛られてやってるときのほうが、僕には面白いと改めて思いました。

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