「爆笑レッドカーペット」2008年12月10日放送分

起用は中盤がややもたれたかなあという感じだったので、久し振りに全コンビレビューは無しで、記憶に残ったところだけやります。正直オープニングの高橋さんや眞鍋さんの方が、印象に残る結果になった人が多かった。
M-1ファイナリストおめでとうのザ・パンチは今日も安定、何かネタに使うんだろうなとは思っていたけれど、ネタの序盤から喋るとチャンカワイの口の中にあるガムが見えて、汚らしかったWエンジンは、そっちが気になってネタに集中できませんでした、スタジオで見ていた人は気が付かなかったろうけれど、カメラではバッチシ映ってたからなあ。しずる、アントキの猪木、少年少女はいつもと比べるとイマイチが続いた後で、イシバシハザマが初登場となりました。イシバシハザマスペシャル番組だけだった頃に、一度出演予定に名前が載りながらも、放送では出演部分がカットされてしまったことがあるなど、また東京進出後はオンエアバトルにも出して貰えず、東京の劇場のランキングバトルでも苦労し、M-1も三回戦止まりが続いていましたが、十八番のネタである「おかしな話」の改良版で、M-1の準決勝にも復活し、因縁のレッドカーペットにも戻ってきました。結果的に最初の出演がカットされたおかげで、初出演で「満点大笑い」というオイシイ展開になりました。いや正直イシバシハザマが普通にレッドカーペット賞になると思ったよ(笑)。でもこの日の放送は、レッドカーペット賞こそなりませんでしたが、イシバシハザマの復活という日となりました。
この後もFUJIWARAとホワイト赤マンの共演という、素晴らしい子供ショーもありましたが、その後はチョコレートプラネットとか、ラフ・コントロールとか、エレキコミックが全体的に低調な流れで続けていきましたね、ロケット団もいまとなっては、「U字工事とナイツを足して割ったバッタモン」みたいな印象になってしまった、こういう所に出てくるのが遅かったです。まだハムやいがわゆり蚊のような大阪勢の方が目立てるという、珍しい回となりました。
モンエン大林のピンは、いよいよこの番組も節操なくなってきたなあと思っていたら、最後のレッドカーペット賞がザ・ギース(THE GEESE)なのは、結構まさかの展開でした(笑)。カムバックでも無かったというのもあるけれど、ギースのネタの中でもそんなに良いネタじゃなかったよなあ、大きな大会にも出してきている勝負ネタではあるんだろうけれど、THE GEESEのコントって、意外と言葉だけのネタが多いんですよね、今日のとか「視力検査」のネタとかも、ちょっと変えれば漫才コント形式でも全然出来るネタで、一度そういう形でも挑戦してみたらいいのにと思ってしまった。
まあ今日はイシバサハザマに尽きますね、復活というか東京進出がようやく実を付け始めたことを、心からおめでとうございます。