「キャプテン翼」がサッカーマンガのパターンをやり尽くしてしまった論
キャプテン翼ののドラマツルギー
『キャプテン翼』が王道サッカーマンガのパターンを全てやり尽くしてしまったから、後発のサッカーマンガが、隙間産業に走らざるを得なくなった、というのは結構的を射ているように思える。サッカーファンには受けるけど、一般のマンガファンには波及しない漫画ばかりに、最近のサッカーマンガがなってるのも、これで説明が付くような気がする。
実際に無印『キャプテン翼』がやり尽くしたことで、他の漫画家はもちろん、高橋洋一自身も苦労しているというのは納得できる。だから最近の成功したサッカーマンガは、どれだけ最初の設定で変化球を用意できるかになっている、そりゃサッカーファンにしか受けないよな。
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