小室哲哉が巻き起こしたインパクト

小室哲哉は「人を見る目」のある人間だった - ハックルベリーに会いに行く

というブログから、いまYouTubeで人気になってるらしい、小室楽曲の動画を見て聞いてしてきました。

YouTube - 篠原涼子 with t.komuro [PV]「恋しさとせつなさと心強さと」

まだギリギリで、それほどPVに力入れてる時代じゃなかったにせよ、あまりにも安っぽい作りなのには驚く、プロモーションにそんなに予算かけているとも思えないし、ストIIのアニメ映画のテーマでしたっけ？アニメのオープニングというのは、当時のアイドルの定番で、何か以上でも以下でもない扱い。それがあんなメガヒットになった、ということは一つの奇跡でした。
現在の女優として大成功している、篠原涼子の全てはここから始まった。そして小室哲哉は「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント〜」でセカンド・インパクトを引き起こす。

YouTube - WOW WAR TONIGHT - H jungle with t

浜ちゃんが「オレにも曲作ってくれへんか？」と小室哲哉に言った「HEY!HEY!HEY!」は、リアルタイムで見ていたし、確かビデオにも録っていて、何度も見返した。ダウンタウンが一つの上がりの地位になったことを証明したというより、タレントとしてのダウンタウンを、この曲が押し上げたことは間違いない。このPVの浜ちゃん、本当に格好良いから困ってしまう。
しかし後にプロデューサーとして、出せばミリオン当たり前になった時代よりも、この篠原涼子と浜ちゃんの頃の方が、リアルにヒットメイカーとしてのインパクトがあった。安室やglobeあたりぐらいからは、もうなんか売れてることのインパクトや、時代を制している現象について、リアリティを持って思い起こせない。この二曲とtrfの前半ぐらいが、売り上げ的にはピークではないけど印象に強い。