「爆笑オンエアバトル」2008年10月30日放送分
こういうレベルの高い日は、見ている時も楽しいし、レビューも短くすっきりとなって、書きやすくて楽ですわ(笑)。
流れ星 漫才「マナー違反を注意する」
このコンビは多分M-1決勝の雰囲気や、審査員の好みには合わないだろうけど、決勝で漫才するところを一度は見てみたいですね、本筋以外の所で色々と面白いというのは、僕は本来好みじゃないんですが、流れ星に関しては、これが味ですよね。
ギャロップ 漫才「深夜の通販番組」
オンバトでこのネタまだやっていなかったというのは意外な感じ、大阪の芸人でこの番組でこれほど高い位置で安定しているのは、NON STYLE以来ですからね、三年以内にM-1出場以上の結果を残して、東京進出と行きたいところです。明らかにいまの大阪のお笑いのスケールを超えている。
佐久間一行 コント「海ダイジェスト」
はいはいいつものさっくんですね、というような感想で見ていたら、後半凄いことになって驚きました。そろそろこの番組的に飽きられても不思議ではない時期に入っても、不思議ではなかった頃に、こういう新しいパターンを持ってこれて、尚かつ評価もされるというのは、やっぱり地力があります。
ラバーガール コント「バッド職人にインタビュー」
「エンタの神様」で見た事あるネタでしたが、ラバーガールはやはり安定して面白いですね、このコンビがどうして決勝に行かなかったのか、某コント大会は、この一点だけでやっぱりバカにして良い。
チョップリン コント「イタズラ電話」
こんな微妙な出来でも、他が下回ってくれたおかげで、連勝を維持というのは、チョップリンがこの番組的に風が吹いてる、ということなんでしょうが、せっかく安定株になってきているのに、こういう事をしちゃうのが、チョップリンらしいといえば、らしいんですけどね。
単独ライブで本来の尺で見た時も、「いかにも単独ライブでやるネタ」という印象だったのですが、これをテレビに、しかもオンバトみたいなルールの番組にかけてくるかあ、また本来はもっと尺のあるコントを、短くするにあたって、かなり無理矢理な編集になっていたのが、最近の良い流れに乗っかれなかった。
これは笑い飯にしても、なすなかにしにしてもそうなんですが、大阪の若手は本来は劇場用のネタで、7分とか10分とかあるネタを、テレビサイズの4分とかにする時の、落とし所と残し所の選択が下手な人が多い。M-1でやった「ハッピーバースデー」のネタなんかも、「どうしてその下りを残して、あの下りをカットするかな」と、後々になって見比べたら思ったもんなあ。
まあ今回のチョップリンは、思いっきり途中で終わったような、尻切れの印象でしたから、笑い飯やなすなかにしの方が圧倒的に上手くやってますけどね(笑)、チャンピオン大会んが苦しくなったということよりも、最近の良い流れを外してしまったことの方が心配です。
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