2008年10月15日、16日の自転車レースヘッドライン
ツールの追加検査終了 - mas.ciclismo小ネタ通信
先日のコールの陽性反応を最後に、ツールのドーピング検査は終了、ステージを制した者が三人、山岳王と総合三位の表彰台を得た者が、勝利や栄誉を盗んでいた結果となりました。
ゲロルシュタイナーのレベッリン、ジロ・ディ・ロンバルディアに出られない - mas.ciclismo小ネタ通信
しかしサウニエルのチーム丸ごとでのツール撤退もあったように、ドーピングをやった選手だけでなく、チームや関係ないチームメイトにも、こうやったとぱっちりが来るんだから、改めて他人から勝利を盗むだけでなく、仲間の名誉や栄光にも傷を付けることになる。
シュトゥットガルト6日間レース中止 - HONK de BONK
そしてそれは選手やチームだけでなく、ドイツの自転車界全体に大きな暗い影を落としています。国民的英雄のウルリッヒとツァベルの告白、シンケヴィッツのドーピング告白による、Tモバイルのスポンサー撤退、そしてTモバイルに変わる、ドイツを代表するチームとなった、ゲロルシュタイナーの今回の事態、確かにドイツ絡みでの問題は多いのですが、自転車レースそのものを開催休止にしたり、ツールの中継を打ち切ったりというのは、どうも過剰反応にも思えてしまうんですが、それだけ東ドイツ時代のドーピングの暗い影というのが、喧伝されて社会問題として、ドーピングが捉えられている、という事なんでしょうか?
Confession - HONK de BONK
そしてコールは、自ら涙の告白して、ドーピングの要請が確定、ただこうやってすぐに認めるようになったのは、バッソがこの秋に、そしてランディスが来年にも復帰ということで、罪を求めておとなしく謹慎していることが、早期の復帰に繋がるという近年の傾向も、強く影響していると思われます。
4年間の出場停止処分って・・・ - mas.ciclismo小ネタ通信
だからこの記事にもあるように、出場停止処分期間を長くするのは、ドーピングに手を出すアホを減らすのではなく、とにかくゴネてゴネて、ゴネまくって一発逆転を狙うアホを、多く生み出すだけのように、僕も危惧してしまいます。
J SPORTS|ニュース | 自転車=復帰のアームストロング、ツール・ド・フランス出場は未決定
そしてランス・アームストロングは、正式にジロへのエントリーを発表、そしてツールは未定、ランスにしてみれば、自分が引退した後に、後ろ足で砂をかけるようなことを、沢山してきたASOに対して、割り切れない思いは沢山あるだろうし、チーム内でのコンタドールとの関係もあることを考えれば、ツールには出ないで、ジロとブエルタでのトリプルを狙うというのは、そんなにおかしな事ではないかも知れない。ただランスといえば、ツールだよなあという思い、ファンは捨てきれないですよね、どうなるのでしょうか?
ただマイヨ・ジョーヌのためでなく Lance Armstrong ランス・アームストロング 安次嶺佳子 by G-Tools |