お噺語りに歴史的事実として正しいことに意味はあんまりない

俗流ゲーム史論 - ARTIFACT@ハテナ系

俗流とか、歴史修正主義というのには違和感がある、史実とは決して事実ではないし、「正史」が正しい史実ではなく、正統な史実という意味であるように、事実と史実は違うし、実話という語り方もあるし、特にこのように実用的な教訓とか、ビジネス的に学ぶものをみたいな観点だと、ある意味で実話として面白くなるように、聞いた人が勉強になる話し方になるのは、そんなに声高に否定することもないでしょう。
物語として面白い方とか、教訓として為になる方が、史実ではないけど事実として残ってしまうと言うのは、古今良くある話です。

「正義は勝つ」から任天堂は勝つ - ぺったんぺったん

史実と事実だけでも別物なんだから、物語になったときには変わるのは、当たり前のことでしょう。そして残るのは、いつの時代も物語だけが残る、面白い方が残ってしまうのが、世の中というものでしょう。真面目な人や賢い人には、理解しがたいんでしょうが。

その辺の「正確な歴史」と「正統な歴史」の違いとか、明らかに嘘でも面白い話は、つい採用してしまう歴史家の話とか、色々と面白かった本を紹介します。

三国志 きらめく群像 (ちくま文庫)三国志 きらめく群像 (ちくま文庫)
高島 俊男

水滸伝の世界 (ちくま文庫) しくじった皇帝たち (ちくま文庫 た 37-6) 水滸伝と日本人 (ちくま文庫) 中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書) 本が好き、悪口言うのはもっと好き (文春文庫)

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