テレビから出ていくつもりがない芸人が、「いまのテレビはやりたいことが出来ない」とボヤくのが腹立つ
まして、それを格好良いポーズだと勘違いしている奴が多いのも、嫌な気持ちになってしまうところです。
友近、なだぎ武との結婚が遠のく理由を告白 ダイエット・エステ・美容のオリコンランキング
松本人志なんかが代表格なんでしょうが、こういうテレビで一番食わせて貰っている人が、「テレビはやりたい事が出来ない」というポーズを取るのは、本当に格好悪いなあと思ってしまう。特に先週に27時間テレビで、さんまがたけしが今ちゃんが、あれだけの事をやってのけた後だからこそ、余計になにを小さい事をいってるんだと思ってしまう。
そんなにテレビが自分の理想とする事が出来ない、嫌な場所ならば辞めてしまったら良いのに、その決断をする勇気もなく、文句言っている姿は、例えばそれで本当にテレビの一線からは、自ら退いていった、亡くなったマルセ太郎とか、今ならイッセー尾形、ラーメンズといった人たちがいるわけで、そういう人たちのような決断をすることも出来ないで、テレビから多くの収入を得ながらこういう話をするのは、物凄い格好悪い事だと思うのですが、どうもこういうポーズ取ることが、格好良いと思ってる人が、友近に限らず多そうなのが難点です。
事務所がそんなことをさせてくれない? いやでもそういう方針の事務所を選んだのは、芸人さん本人な訳ですからね、別にドラフトで吉本に入った訳じゃないでしょう? 吉本興業という保守本流のお笑い事務所で、メジャーなテレビタレントを売り出すことが、最も大事としている事務所を選択したのは自分なんだし、野沢直子のように、一番売れっ子だったときに、そういう決断をしてテレビの表舞台から去っていった、吉本の先輩はいるんだから、テレビにそんなに不満があるのなら、テレビから去れば良いだけでしょう。
というか西尾一夫なんか、テレビが友近に対して求めているキャラクターじゃなくて、自分がやりたくてやってるんじゃなかったのかよ(笑)。
友近、なだぎ武との結婚が遠のく理由を告白:Yahoo!ニュース - 一汁一菜絵日記帳
友近も芸人になってからは、傍目にはトントン拍子ですし、今のように売れる前からも、ずっと玄人評価が高いという路線を邁進しているから、甘やかされている環境に浸っているのは間違いないですよね、昨日のレッドカーペットの感想で「柳原可奈子は友近を完全に上回っている」と言ったのは、この辺のことも少し絡んでいます。
現役ディレクターが吼える「テレビバラエティは死んだか」(後編) : 日刊サイゾー
こういう人はこういう人で、視野が微妙に広くないんですよねえ、なんか今ならゲーム業界とかなのかも知れないけれど、日本のテレビ黎明期に音楽業界から、テレビに人が流れて活性化したような、そういう他ジャンルからテレビに本格的に進出する人が出てこないと、このテレビバラエティに関する手詰まり感というのは、無くならないような気はしています。ニコニコのヒャダインさんとかが、本気で動画コンテンツビジネスに参入とか、そういうことが始まらないかなと思う。
R-1ぐらんぷり2007 なだぎ武, 徳井義実, バカリズム, 土肥ポン太 by G-Tools |
- 過去記事:「爆笑レッドカーペット」7月30日放送分