ツール・ド・フランス2008 第15ステージ

CYCLINGTIME.com : [ツール・ド・フランス2008 第15ステージ 速報]逃げたジェランスが初優勝!マイヨはシュレクの手に!

休養日前のアルプスの初戦、イエロージャージを巡る戦いは僅差で上位が集中している展開で、盛り上がるはずなんですが、どうしても盛り上がりに欠く内容で、結局はこれまでのグランツールなどで、万年シルバーコレクション、ブロンズコレクションだった人たちが、ドングリの背比べをしている状況では、「ジロに比べてスケールダウン」という感想は、今年のツール僕にとっての最初の山岳レースで感じてしまいました。
ステイゴールドナイスネイチャエアダブリンシックスセンスステージチャンプドリームパスポートで、G1を争っているようで、思わずライスシャワートウカイテイオーの姿を探したくなってしまう。
マイヨ・ヴェール争いだって、フレイレがジャージを着ているのは嬉しいけれど、薬物問題のボーネンや、喘息の薬の多量接種問題のペタッキはともかく、マキュワンツァベルが衰えてきたことでの繰り上がり感は否めないし、期待のカヴェンディッシュは4級山岳も登れないのでは、残念ながらグランツールでのジャージ取りという意味では、お話にならなかった。

ツール・ド・フランス第14,15ステージ - woodsmithの日記

そうなってくるとアスタナもいない以上は、チーム力に勝るCSCのダブルエースに期待なんでしょうが、どうもこちらも中途半端というか、中盤の構成は豪華だけれど、決定力に欠けるという意味では、勝てなかった頃のサッカーのスペイン代表のようなイメージが、どうしても抜けきれないんですよねえ。フランク・シュレックがエースというはっきりした決断が出来るのか、まだサストレに拘るかもはっきりさせることが出来るのか? というのもまだまだ問題が残ってきそうな気がしてならないです。

CYCLINGTIME.com : バルロワールドがツール終了後のスポンサー撤退を発表

今日のレース中にも話題に出ていましたが、悲しい話が続きます。日本ではツール中継にCMも流れていますが、『シャカリキ!』の映画が作られたりと、自転車ロードレースに関係したものに投資する向きがあるので、なんか日本企業がスポンサーになれば良いんですけどねえ、日本国内のサイクルロードレースへの盛り上がりと、日本経済の調子が一致していないことが残念です。