はてなブックマーク問題

はてなブックマークコメントでネガコメを書く行為は"優しい"説 - 煩悩是道場

なんか「善意が元なら、相手を思いやっての行動なら、なにやってもいい」という言葉が変換されただけにも見える。

「インターネットとはそもそも公開の場であり…」の十年一日っぷり - Atzy->getLog()

そして結果的に、ここで紹介されているケースのような展開になる訳で、こういう開き直りをする人が、本当に優しいのか? という話にもなってくるわけですからね。

はてなブックマークのうさんくささとは - ウィンドバード::Recreation

匿名vs実名の戦いなんて、実名には勝ち負けがはっきりするけど、匿名は勝てるけど、戦い方次第で負けようがないからなあ、しかも下手に善意から隠れて石投げてきている人というのもいるわけで、そういうタチの悪い人が、2ちゃんねるよりはてなブックマークの方が跋扈しやすいシステムになっているのは確か、あとこれらははてブとは関係ないエントリー。

なだぎ武のR-1優勝報告のブログ日記が削除されたらしい - 昨日の風はどんなのだっけ? - ripping yard

この辺の批評や感想の作法とか目的という話を、はてブネガコメントに絡めていくと、更にややこしい事になるんですが、以前から批評や評論はあったとはいえ、しかしここまで作者とか筆者にダイレクトに生の声を、届くようになったのが無かったから、相手に直接届く形での批評や感想の作法というのが、成熟していないのも仕方ない面はあるとは思うけど、はてなに関してはシステム的な面で何とかすることを放棄しすぎている面があるのも確かなことではあります。

ネット10年、ブログ4年 - 〜ものかきの繰り言2008〜

ただまあ、最近のネット界隈の揉め方などを遠巻きに見ていて個人的に一つ思うのは、
管理者(書き手)には客を選ぶ権利がある
という事は、もう少し声高に主張されてしかるべきではないかな、と。
これは大原則だと、思うわけなのですけど。

これは僕も100%そう思うんだけど、こういう考えは「個人サイトとBBS」の時代は、当たり前の価値観だったと思うし、実際に具体的に客を選ぶ行為を現実にしている管理者は沢山いたけど、「ブログとソーシャルブックマーク」の時代になって、管理者が客を選べなくなった。というより選ぶ文化というのが継承されなくなった。でも「嫌なら読むな」というのを否定するのって、「嫌でも読むわ」という開き直り方というのは、いざ文字にしたり、声に出してみると少し滑稽に思う訳です。

www.さとなお.com(さなメモ): 著名ブロガーたちのインタビュー

という事で、いつでも辞めれるという状況が大切かなと言う気はします。楽しいからやっているという前提も含めて、疲れたら休む、もう嫌だと思ったら辞める、まあそのぐらい「ネット老人」として、僕もやっているわけですね(笑)。