そんなこんなで桜花賞は見てるだけになってしまった武豊

競馬ニュース - netkeiba.com | 桜花賞、ポルトフィーノが出走取消

桜花賞の回避ということで、母エアグルーヴとの熱発と跛行の違いはあれど、母娘の類似点を考えるわけですが、一番決定的に違う事は、これで桜花賞武豊が乗れなくなったという事でしょう。エアグルーヴは出走馬が確定する前の回避だったから、それで武豊シーズアチャンスに急遽乗る事になったわけですが、シーズアチャンスは本来は佐藤哲三のお手馬だったけど、リトルオードリーというもう一頭のお手馬がいたので、一週前の登録の時点で、鞍上は本田優となっていて、エアグルーヴの回避を報じた日の新聞でも、シーズアチャンスの鞍上は本田となっていて、金曜日に枠順が発表された段階で、いきなり鞍上が武豊になっていて驚いたのですが、それを受けてまだ存命だった大川慶次郎さんが、乗り替わりは競馬の常なれど、このタイミングでの騎手変更はいくら何でも酷いし、本田騎手が今週この馬を勝たせるために色々と策を考えていた時間を思い、例え口約束であってもシーズアチャンス桜花賞で騎乗依頼をしておきながら、このタイミングで反故にする契約違反を厳しく社台に対して責め立てていた記事が、凄く印象的に覚えています。「社台からしたら本田は一寸の虫かも知れないけど、一寸の虫にも五分の魂だろう」とまで書いていて、こんな驕った事をしていたら、いつか社台も武豊も痛い目に遭うと厳しい叱責をしていた記事は忘れられないし、桜花賞になると僕はその記事を思い出すけど、より深くはっきりと思い出させるポルトフィーノ桜花賞回避でした。もしかしたらこの回避が、大川先生の示唆した因果だったのかな?
しかしこの見てるだけとなった桜花賞を「武豊TV!」でどのように、武豊が分析するのかは、少しだけ楽しみになりました。武豊がいないと、レースの騎手の思惑や作戦も変わりそうですし、何があるか楽しみにしたいです。是非とも若い騎手には思い切った騎乗をして貰いたい。

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小笠原裕


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