大阪の若手芸人の持つ「体育会系男子校のノリ」

吉本フットサルリーグ「DATZ(ダッツ)」・・・:“R藤本”はお笑い芸人だっ!なめるなよ〜っ!! - 一汁一菜絵日記帳

これを読んで僕はどうしてダウンタウンよりトミーズが好きだった時代が一時期あったか、ナイナイに対する評価が大阪で低かった頃に、ナイナイが好きだったのか分かった気がしました。にづかさんが20歳ぐらいまでは好きだったという、「学校ぽい雰囲気」というのが、僕は自分がお笑いファンになった小学校高学年の頃から苦手だったんですよ、少なくとも「お笑い芸人」にそれは求めていなかった。
もちろん「学校ぽい雰囲気」なんて空気は、当時リアルに学校に行っていた僕には分からなかったけど、でもダウンタウンは漫才中心だった頃は大好きでよく見ていたけど、「4時ですよ〜だ」で集団コントや若手に罰ゲームをさせるゲームコーナーノリが中心になってきて、少し冷めてしまって「ざまカン」とか見るようになって、「夢で逢えたら」を見るようになって、またダウンタウンを好きで見るようになりました。
大阪時代にダウンタウンの作っていたファミリーは、今ちゃんにしても、東野リーにしても、130Rにしても、それぞれラジオや新喜劇で僕は大好きだったのに、そういう僕が大好きな人たちばかりでやっているはずの、ダウンタウンの番組でコントやゲームが、どうも楽しめなかったんですよね、それは当時は何故か分からなかったけど、そういうノリが10代の頃から自分は好きじゃなかった。という事がいまにして思うと分かる。
だから大阪で凄い孤高みたいな存在になっていた、トミーズとか、ちゃらんぽらんとか、シンプレとか、今にして思えば本当に一匹狼な雰囲気を出していた人たちばかり、好きだったのがよく分かります(笑)。
夢で逢えたら」が良かったのは、ダウンタウンウンナンというのが、凄いお互いがお互いを尊敬していて、仲良しなのにも関わらず、どこかクールで距離を置いている、でもお互いに大好きというのが伝わってきて、もちろん当時はそんな事を言語化しては気付いていないけど、でもそういう大人の友達付き合いみたいな、そういうクールな関係が僕の憧れやすい関係性であり、そういう関係だからこそ出来ていたのが、あの番組の笑いや空気だったと思う。
だからトミーズ、ちゃらんぽらん、シンプレから、すぐにナイナイとよゐこになって、「WACHACHAブーム」の頃にはブームのチョイ前ぐらいから、丁度「笑いの剣」がネタ番組じゃなくなったあたりで、吉本の若手芸人だけの番組を積極的に見なくなっていて、ぜんじろう、ナイナイ、よゐこ藤井隆に意識が移っていたし、「ボキャブラ」の影響で「東京のお笑いは大阪人には笑えない」なんて偏見もなくなっていった。だから「めちゃモテ」のナイナイとよゐこが見ていて悲しかったの、いまだに「めちゃイケ」に対して憎しみがある理由というのが、いまようやく分かったよ(笑)。

もう、そもそもbaseよしもとの空気が学校っぽいんですよね。
「男子校の文化祭」みたいな。

うめだ花月の芸人が用事もないのにbaseよしもとの楽屋に顔を出す、baseよしもとの芸人がワッハでインディーズライブやっている楽屋に顔を出す所なんか、まさに卒業生のOB部活訪問ですね(笑)。

大阪の今の「女子高生とお年寄りしか行ける劇場がない」
という現状に凄い不満を感じます。

にづかさんがこういう事を言うと、「自分たちが劇場に積極的に見に行って、大人の男が見れるライブを育てればいいじゃないか」と言う声が出てくるんですが、でもそれは種や芽があれば出来る事で、何にもないところや違う花が咲いているところに水を撒いても、それは育てる事は不可能ですよね、しかもいま「男受け」と言われているライブや芸人だって、あくまでも「大阪のお笑いライブの中では比較的そう」というだけで、本当にそっちなのか? と言われると違う気がするんですよね、なんか「女子中高生が思う、男の子が好きそうなもの」というのを具象化しているだけの気がして仕方ないです。悪いけどいまの大阪の若手の笑いを楽しめる人は、実年齢が20代や30代で、性別が男性でも、精神的に少女性が強くある人のように思えてならない。それぐらい完全に女子中高生向けに強力にシフトしている文化を楽しめる感性というのは、ある一面では含むところ無く凄いなとは思いますけどね、夢枕漠や高橋源一郎が少女漫画を語るように、そういうお笑い文化の肯定については、大人の男性に語って貰いたい。
本題のR藤本がフットサルさせられる件についても、簡単にコメントしておきます。

っていうかベジータに普通のユニフォーム着せて
フットサルなんかやらせたらアカンやろ!w
会社がイメージ守ってやれよと。

この時期にR藤本にベジータ以外で露出させるなんて、せっかくのキャラを潰すようなもんですよねえ……、そういう事をどうしてもやりたいのなら、もっと売れてからにしたらいいのに……、いやきっとサイヤ人仕様の特注ユニフォームが、藤本さんには用意されているんですよ、きっとそうに違いありません(笑)。ちなみにベジータ堀川りょうは、OVAの「新・キャプテン」で巨漢DFの次藤洋役で出演しています、というのをご参考までに書いておきます(笑)。
しかし「ヨシモト∞」でジャルジャルに酷い弄られ方していたのを、彷彿とさせるようなイベントに、R藤本にとってはなりそうですねえ……。

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