イキリの考察 - 一汁一菜絵日記帳
この話を書き出したときに、ブログをいつも見て貰っている人からメールがありまして、「イキリ」が腹立つというのは、「女性に媚びを売っているのが、男尊女卑の西日本文化にとって奇異なのでは?」という指摘を受けたんですが、それを読んで思ったのは、むしろ「お洒落な言葉や振る舞いで、女性に対して格好付ける」ということ、要するに「キザ」というのが、大阪の人から見て非常に「東京的な文化」のように見えるんじゃないか? 「イキリ」というのが「東京っぽい」ということに通じていて、それが大阪人にある「アンチ東京」的な感覚に繋がっているのではないか? という風に思った次第です。これだと「イキリがムカつく」というのが、大阪固有のものというのにも通じるんですよね。
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- 過去記事:東京ポッド許可局 【第2回 “すべらない話”論】:昨日の風はどんなのだっけ? - 一汁一菜絵日記帳(2008年2月26日)
- 過去記事:「イキリ」と「いちびり」の違いを述べよ(2008年2月26日)