バッファロー吾郎はアングラか?

という指摘がにづかさんの方から、ありました。

2ちゃんのR-1のスレを見てると… - 一汁一菜絵日記帳

もう全部同意、全部凄い良く分かる。全文完全同意です。という所で話を終わらせても良いんですが(笑)、ちなみに昔話に関しては、僕の当時の記憶とも完全に一致しています。なんか一つ前のTRPGの記事とも共通したテーマになりますが、この15年前のブームを肌で体験している身としては、ここで書かれている過去の証言は真実だということは、言っておきたいです。実際に天素の頃でも、「売れなくても良いから、好きなことをやりたい」というのは、へびいちごやチュパチャップスの方が色濃かったように、当時は感じていました。
あと「あのぐらいのことでアングラ認定されてしまう」という、大阪のお笑い界の土壌というのは、一体いつからなんだろう? あれでアングラと思われるのなら、そりゃ「劇団☆新感線」も東京に行ってしまうと言うべきなのか、それともこういう人たちが一斉にいなくなってしまったからなのか、凄い判断に迷う所です。一つ言えるのは90年代まであれだけ盛んだった、関西のアングラ系小劇団とか、アングラコミックバンド系のインディペンデントレーベルは、全滅したと言って差し支えがないほどまでの規模になってしまったから、本物と見比べての比較が出来ないというのはあるんだと思う。
なんかあくまで「サブカル風味」なんですよね、「アングラ」という事に関しては、「アングラ風」ですらないとは正直思います。でもなんかバッファロー軍団を「アングラ芸人」といって持ち上げている人たちは、WAHAHA本舗とか、大川興業の本芸を見たら、おそらく評価出来ないんじゃないか? という気がして仕方ないです。これは「キワモノ」なだけで「お笑い」ではないという感想を持ちそうな気がしてならない。
また昔は「EXテレビ」とか「冗談画報」とかで、テレビが今より規制が弱かった時代に、そういった芸人さんのテレビで出来るギリギリの芸を見せてくれる番組は多かったけど、そういう番組も無くなって久しいから、比較対象がないというのもあるのかもしれませんが、でもこの軍団の方だけでなく大阪の芸人で、マニアックとかシュールみたいに言われている人が、東京の番組や大阪でもお笑いファンではない大人が見たときに、「浅い」とか「表面的」という言葉で批判されているのって、凄いよく見かけるんですよね。
最後の軍団に関する所は特に同意で、おそらくたけしさんにしても、ダウンタウンの松ちゃんにしても、本人達は軍団作ったつもりは、そりゃ最初はなかったですよね、でも自分を慕って付いてきてくれた者に対して、責任というのがあるから、結果的に率いている訳じゃないですか、おそらく大川総裁喰始だって同じような所はあるはずですよ、だからこの期に及んで「軍団を作った覚えはない」とか言ってるのは、にづかさんの言うようにちょっと無責任違うかなと思いますよ、現実にいまbaseよしもとにいる芸人さんとかで、「バッファロー吾郎さんのように売れなくても良いから、自分のやりたい事を面白いと思うことを突き詰めたい」と目を輝かせて言っている人たちは沢山いるわけじゃないですか、その子達に対しての責任を取れない、取るつもりが無いというのなら、僕は「俺たちが目標なんて小さいこと言うな、自分たちのやりたい事をやって、売れることをまず目指せ」と言ってやるべきじゃないかな?

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