「21世紀エジソン」

大阪はおそらく一週遅れ放送だと思うのですが、ギャグ対決の後編でした。まあ勝負そのものよりも別の所で楽しむ企画でしたが、優勝したFUJIWARA原西チームが、そりゃ勝つよなという過程でしたが、記憶に残っているのは僕が大阪人だからかも知れないけど、原西チームの三人でしたね、ただ三者の面白さはの要素はバラバラ、まず最初に一番笑えるのは、ギャグの完成度が異様に高いCOWCOWの多田なんですが、ただこの番組のように、沢山一度に見せられると、完成度の高さがだんだん鼻に付くというか、考えが見えすぎる所があって、巧いなあと感心することはあっても、段々笑いとは違う所に行ってしまう。考えオチが多い傾向も見えてくる。次にサバンナ八木は、八木さんの普段のキャラクター前提の笑いが多いのに気付かされる、番組的にもネプチューンの名倉さんも「潤滑油のスベリ役」みたいなキャラ付けをしていたけど、八木さんのギャグは八木さんのキャラに依存とまでは言わないけど、八木さんを知っている人向けのギャグが多い。
一方、原西さんはおそらくお笑いのことを見慣れていない人が見たら、単にアホな人が何も考えないでアホなことをしているだけに見られかねないものの連発で、もう何も考えずに笑えるというか、脳ではなくて神経に訴えてくるようなものがいくつもあって、もう凄い笑えました。FUJIWARAとかバッファロー吾郎の初期のネタの「笑わせるではなく、笑われることを恐れていないパワー」というのか、「分かっている人は深い所で笑って、分からない人は薄い所で笑い者にしてくれ」というような強い割り切りが、原西さんのギャグには強く残っていて面白いですね、四人ともどこかでそういう所は全員残しているけど、原西さんは特に凄いです。だから原西さん、多田さん、八木さんという三種三様の組み合わせがまた余計に面白かった。
でも八木さんはキャラが浸透しきっていないと、あそこまで受けないんだというのも結構面白く分析出来たし、それわ思うと今アウェーのギャグライブとかギャグ対決で活躍している、ジャンクション下林はやっぱり凄いなと思った。R-1二回戦は少し凝ったことして、一旦ダメで追加合格という手順での準決勝進出だったようですが、とにかくトコトン、村越さんのようにギャグ押しでピン芸は行ってほしいです。

村越周司 もうギャグしかしない村越周司 もうギャグしかしない
村越周司

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