爆笑オンエアバトル1月11日放送分 : 一汁一菜絵日記帳

先週のオンバト、風邪でうなっていて感想書いていなかったので、つらつらと書いていきます。

THE GEESE コント「接客五大用語」

一見すると理屈っぽいんだけど、その実は分かりやすくて考えオチになっていないのが、THE GEESEの良いネタの際の長所ですね、ラーメンズシティボーイズと比べたら、彼らの方がレベルについては好みによって変わるでしょうが、メジャーに訴えかけれる要素はネタに強く持っていると思うので、何とかチャンピオン大会とかも大事ですが、このぐらいのキロバトルでのオンエアを続けていって貰いたいです。

我が家 漫才「ツッコミを訂正する」

このコント師が漫才師という設定でコントやっているだけに見えるというのは、大阪の関係者が嫌うパターンだから、M-1グランプリで東京の審査員を前にして、三回戦まで楽々と通るけど、準決勝が現状のようにオール関西出身のお笑い関係者という状態だと、我が家は永久にノーチャンスでしょうね、ただ同じ事務所のザブングルコント漫才から、喋繰り漫才に切り替えたら、あっさりと審査員が通過させたように、ガッチリとした漫才の展開のネタを突然ぶつければインパクトで決勝に上がれそうな気がする(笑)。

5GAP コント「怪しい奴」

コントゆーとぴあとか、ポップコーン正一・正二とか、ブッチャーブラザーズといった、古典的な「東京風ドタバタコメディ」のコントですが、こういうテレビの最前線からは消えていって久しい芸風が、こういう「東京風ドタバタコメディ」ってペナルティみたいに、ワッキーのような強力なキャラクターでかき回さない限りもう無理かと思っていたけど、いきなりタイムカプセルのように古典的なスタイルの芸風が復活するから面白い。あんまり受けていなかったし、二回目見返したりすると面白いことも何ともないんだけど、でも笑わせるというより、時間内だけ面白く楽しませれば良いというコメディだと仕方ないですからね、ただその場で楽しかったら玉は入れるだろうから、この番組のスタイルには強い。

トータルテンボス 漫才「ケンカの仲裁」

にづかさんがこのネタについて、「大喜利スタイル」の漫才という指摘をしていますが、これについては去年のM-1からこっち散々書いてきているので、もう今更書くことはないわ、トータルテンボスがスタイルが大阪風というのは同意です。大阪弁じゃないだけで、スタイルが完全に大阪風ですよね、だから最近やらなくなった「ハンパねえ」の連呼と、「今日のハイライト」は大阪の舞台でだけは、やたら受けていたので大阪の舞台でだけはしばらく続けていたみたいなエピソードを話していたことがありましたが、その辺は凄いよく分かる(笑)。

磁石 漫才「子供のしつけ」

去年のM-1の敗者復活戦で二位だったという噂もある磁石ですが、磁石は漫才も巧いし、笑いも取れるし、永沢のキャラクターも漫才に活きてるけど、なにかほんの少しだけ足りないものが、大きくオンバトでチャンピオンになったり、M-1で決勝で活躍する人たちとの決定的な差となっていると思う、オンバトでも450kbぐらいで前後していて、500の大台って三回しかなくて、480kbという見方でも同じで、案外高キロバトルでのオンエアが少ないというのは、やっぱり何か足りないものがあるんでしょうね、僕は去年の敗者復活戦ではサンドウィッチマンNON STYLEと磁石が良かったと思ったけど、でもこの中で磁石だけは決勝に残っても目立てないだろうな、最終決戦には上がれないだろうと思ったので、予想からは外したんですよね。「重りを付けてセーブしていた」みたいな小ネタを挟むようになったのは、その辺の足りない所を補うための一貫なんでしょうが、そういう事ではないと思うんだけど、そういう事を色々とやって自分たちの足りないものを補うものを探す姿勢というのは、いつか報われるようになるんじゃないか、そうなったら良いなと思います。