ヨシモトファンダンゴTV終了のお知らせ

ヨシモト∞ホールより重要なお知らせ : ヨシモト∞ホールスタッフ日記

昨日付で「casTV」の終了について書いた際には、web関係の動画配信は「GyaO」に一本化するのかという話を書きましたが、まさか「ヨシモトファンダンゴTV」まで終わらせるとは思いませんでした。
元々「GyaO」と「CasTV」は違う会社のサービスなのに、コンテンツが重複したりしていたので、いつかどっちかに一本化される、そしてそれは間違いなく大きい金額を提示しているであろう、「GyaO」の方だとは思っていましたが、まさか「ヨシモトファンダンゴTV」まで止めてしまって、完全に吉本の映像配信のチャンネルを「GyaO」に一本化するとは、予想外の出来事でした。
ただファンダンゴは、以前は月額525円でパックセットの中にも入っていたけど、2005年12月に「ヨシモト∞」を始める際に、パックセットから外れた上に月額1300円への値上げというのがありましたが、ルミネTheよしもとうめだ花月baseよしもとのライブ中継が見られるのが、このチャンネルの一番売りだったはずなのに、「ヨシモト∞」が始まってから、通常のライブ中継番組が激減して、「ヨシモト∞」が三回のリピート放送で、一日24時間中15時間も延々とやっていることになって、僕は最初何ヶ月かは我慢していましたが、解約してしまって、去年の秋にM-1予選を放送するということで、入りなおしてR-1予選と準決勝の中継がある来月まで入っておくつもりでしたが、「AGE AGE LIVE」の毎日生中継とか、劇場のライブ放送が僕が一旦止めた頃から増えていたので、そういう抗議や理由にした解約が多かったのかという気はしますが、それでも24時間中15時間同じ番組のリピート放送で、「よしもとサンサンTV」とか「メッセ弾」「吉本超合金」といった関西ローカル番組の再放送もあれだけやっていたら、契約者数伸びていないんだろうなというは容易に想像出来るわけですが、まさかここまであっさりと止めてしまうとは思いませんでした。
北野チャンネル」が終わったときは、一部番組がフジテレビ721に流れましたが、今回のファンダンゴ終了ではそういう事にはならないでしょうから、どれだけの番組が「GyaO」に移って継続されるのかなどは結構注目したいです。「CasTV」を止めるだけならまだしも、「ヨシモトファンダンゴTV」まで止めてしまうとなると、「GyaO」は倍組コンテンツの独占を狙ったということも考えられ、一体どれだけの額を提示したのかというのが、興味深い所です。東電との提携を解消して、長年やってきた独自事業を終了させる決断されるまでの金額を、「GyaO」は提示したという事でしょ? これは凄い金額が動いてると見るべきか、「ヨシモトファンダンゴTV」がよほど加入者減っていたかのどっちかでしょう。
しかしずっと言われていることですが、吉本は本業のお笑い以外の商売下手っぷりは、相変わらずですが、ここ数年は松下と一緒にやっていた有明の「パナソニックセンター」とか、今回の東電との「CasTV」とか、「コミックヨシモト」なんかもそうですが、新規事業参入、失敗してすぐに見切り付けて撤退というのが続いています。小室哲哉との契約していた時期の音楽ビジネスへの投資とか、いくらお金をドブに捨てたんでしょうか?
それに「ヨシモトファンダンゴTV」はスカパーだけでなく、有線放送などでも配信されていますし、「CasTV」は東京電力との関係、一体どのくらいの大企業とのしがらみがあるか分からないわけで、それでも「GyaO」一本化にしたというのは、よほどファンダンゴTVが赤字だったのか? それとも「GyaO」がそれを乗り越えるだけの額を提示したのか、物凄い興味深いです。

低迷 : とりめし御膳

DVDを売りたいだけなら、ファンダンゴTVは宣伝媒体としてあった方が良いでしょう。そのレベルではない大人のお金のやり取りがあったと考えるべきでしょう、なんて言いながら色々と検索していたら、こんな去年のニュースを発見。

ファンダンゴが高い、親会社の吉本興業が株式交換で完全子会社化 : Technobahn

これで上場廃止、完全子会社化の謎が解けたという所でしょう。結構バタバタ感も伺える。しかし今年から始まったM-1とR-1の予選中継は、スカイA
関西チャンネルで続いてくれないかなあ……。別に「GyaO」でも構わないですが。