M−1回顧 : 須田鷹雄の日常・非日常

お笑いフリーク・須田鷹雄による、M-1の構造的な問題指摘など。

今年は大井競馬場だったが、外で寒くて大人数という舞台はしんどいよね。M−1は準決勝に上がる段階でもうちょっと絞って、そのぶん「負けても敗者復活枠の獲得」に現実味があったほうがいいような気もするんだけど……まあ、敗者復活が興行になっている以上無理か。
M−1回顧 : 須田鷹雄の日常・非日常

興行になっているのは、敗者復活よりもむしろ準決勝の方という気はするけど、でもそういう寒くて大人数の野外というような、誰にとってもアウェーな場所だからこそ、芸人の地力が出る結果になっているということはあるよね、また組数の多さが一般投票のある敗者復活戦において、組織票を難しくしている所もある気がするし。
実際に準決勝の段階でもう少し絞れという意見は、毎年誰かがブログなどで言ってるの見るけど、でもそれは敗者復活戦ぐらいから見出している人の意見ですよね、実際に予選とか見に行って三回戦とか見ていると、もっと準決勝進出多くて良いのにという気になるし、ただ今回の準決勝の審査や今年の準決勝のプラチナチケット化が凄かった事を考えると、いまの準決勝を予選四回戦として行って、テレビ中継も入れる一カ所での準決勝という仕組みにするとかいう案はあっても良いような気もしますが。
でもPOISON GIRL BANDは充分にいまのスタイルのままでも優勝出来ると思いますけどね、過去三回の敗因、特に今回の二年連続最下位は緊張しすぎとネタ選択のミスがダブルで続いただけでしょう。