何故、橋下弁護士批判なのか。 : 元検弁護士のつぶやき

今枝弁護士の陳述書を読みました : 碁法の谷の庵にて

僕は基本的に橋下弁護士に全面賛成ではないけど、ただ橋下弁護士を批判している弁護士に対しては、特にネット上とか盛んに批判している人たちの言い分には、極めて批判的な立場を持っていますが、その一番大きな所に、橋下弁護士を叩いている人たちが、橋下弁護士があれだけ世間に支持された背景に、「法曹界不信」「弁護士不信」という世間の状況に対して、明確な回答をしているように思えないところです。単に「橋下に煽られた世間は馬鹿」「世間に阿る衆愚はいけない」みたいなことを言って逃げ回っているようにしか見えないし、そうやって世間を馬鹿にして自分たちは特別と思っているように見える言動ばかり繰り返していては、ますます世間は敵に回るよと僕は思います。

【社会】「言論の自由の侵害につながる」放送局などが猛反発→「捏造放送」への処分は見送る方向…放送法改正案 : 黒マッチョニュース

法曹界と放送界、読みだけでなく中の人の体質までそっくりなのか、という思いがどうしても僕には拭えないです。マスコミや法律家なら、何をしても構わないというのでしょうか? 医療事故の問題が追求されすぎて産婦人科が減ってるとかいうのと、同じにしている人もいるけど、それはそれ、これはこれできちんと放送局とか弁護士は、治外法権や世間の常識の外に置かれて守られて良い物なのかというのは、一度きちんと論じられなくては行けないことだと思う。

「善意のボランティア」をペテンにかけた江原啓之とフジテレビ : 痛いニュース

弁護士の懲戒制度を世間に知らしめたという一点は、やっぱり僕は橋下弁護士はエライと思う、そんなもん存在しないテレビ放送の世界よりはまだマシだということを知らせてくれたんだから、しかしテレビ局は自浄能力の無さについては、上のリンク先の記事でも大石先生が指摘していますが、いっそのこと衆議院選挙の度に国民投票で、テレビ各局に対する信任投票を、衆議院選挙のついでに毎回すればいい。ある程度の割合で×が付いたら、許認可免許の見直しをする諮問委員会を開くとか、そこまでしないともう無理でしょう。