ある売れかけてる芸人さんのMixi日記と、売れ声優さんの後輩声優Blogについて

mixiでオンバトの事を愚痴ってる芸人が居たらしい : 一汁一菜絵日記帳

僕もその人の日記は見ていないし、荷塚さんのブログ以外でこの情報には接していないんですが、「オンバトに短期間に沢山出ていた」「一回目以外低得点でオフエア」「全国的に通用している武器を持っていて、一回目ではそれをやった」大阪のbase芸人というと、もうあの人たちしかいないですよね、それが誰かという詮索は用意ですが、本題ではないので荷塚さんも誰か分かっているようだけど、そこは当然書いていないので、僕も伏せておきます。
この本題の芸人さんの話の前に、紹介したいネタがあるので、こちらをまずご覧ください。ある自称・売れない声優という方の一連の書き込みやりとりです。

売れない新人声優の生活 : カジ速

これは書き手の誠実さに感動した箇所が多かったんですが、凄く心に響いたのが二箇所あって、それは「この業界では俺以外全員先輩つねにそう思っています」という所と、「後輩のブログとか読んでいると鬱寸前まで行った日も「今日は嬉しいことがありました〜!」って書いていた本物のプロだと思ったよ」という箇所でした。
芸人さんで「自分より売れている人はみんな先輩」みたいな事言う人は多いけど、売れていない内は全員先輩、学ぶ所があるからと言える人は、なかなかいないですよね、本当にこんな心構えの人がどうして売れてないんだよと僕も思いましたね。
で、次の後輩声優さんのブログの話というのが、今回の本題につながる話ですよね、芸人さんや俳優さん、タレントさんというのは夢を売る商売といわれますが、ブログやトークライブや番組というのを、見に来る人というのは、こういう商売をしている人にとって、全てお客さんなわけなんだから、そういう人たちに対して愚痴を聞かせる、仕事の内容や結果、自分たちの評価に関する不満を語るというのは、恥ずかしいことであり、間違っていることだという自覚をプロなら持って欲しいと思うし、プロとは見られていない扱われていないような立場の売れていない人こそ、プロ意識を持ってほしい、他人がプロと認めてくれない立場の人こそ、自分が自分をプロと思えなかったら、それで試合終了なんだという意識を持って欲しいです。
大阪でインディーズとか、吉本や松竹の一番下に括られている人の、ブログやWeb日記、Mixiの公開日記は仕事の愚痴や評価への不満が凄く多くて、時にはお客さんに対する不満というようなものまで赤裸々に書いている人がいますが、それを本音の発露として歓迎する向きもあるでしょうが、やっぱりそれは客商売、人気商売の人たちがやってはいけないことだと思う、でも正直売れている人でもそういうブログをやっている人は多いし、キンコンの西野さんや南キャンの山里さんみたいに、それが読んで面白いブログにもなっている人もいるけど、やっぱりそれはしてはいけないことだとは思う、特に売れていない内は負け惜しみにしか聞こえないし、それを理解して慰めてくれるファンという図式は、端から見たらどう思われるかと言うことを、人気商売、客商売である芸人さんというのは考えるべきだと思います。
しかしそういう姿勢を持ってブログとかMixiの日記更新している人は、関西のそういう立場の芸人さんにも何人かいて、そういう人にはやっぱりブログ読んでいてもプロ根性というのを感じて、頼もしい気持ちになります。ただそういう人の方が目立つぐらい少ないのも実情なんですよねえ……。
後半の大阪芸人が東京で云々という話に関しては、荷塚さんが書かれていることや、コメント欄でmfckmさんの言ってることが、全てかなという気がします。大阪の方が厳しい状況のはずなのに、何となくヌルい所というのは、東京のライブとか見たり芸人さんに触れると感じるし、大阪から東京に行った芸人さんも匂わせていたし、なんか大阪で頑張っている芸人さんって、本人達は自覚してないだろうし、そのつもりはもちろん無いんでしょうが、設定しているゴールラインが物凄く手前になっているように思う時は、結構あるように思います。