移籍金40億円! アドマイヤムーンがゴドルフィンへ : 馬券日記 オケラセラ

エンドスウィープの後継として、日本に種牡馬として残って欲しい声は多いけど、こちらのブログでも指摘されているように、この馬の母父がサンデーサイレンスということを考えれば、日本でどれだけの繁殖を集められるかという問題はあるし、フォーティナイナーは本馬だけでなく、アメリカに残した産駒で種牡馬入りした馬も、かなり日本に持ってきてしまっている為、フォーティナイナーの血を海外に環流するというのは意義があることだと思うし、実際にサンデーサイレンスも含めて、日本に留めないで海外に日本に来た血統を還流することは大事と言われながらも、実際にこのクラスのオファーが来たら反対の声をあげるというのは、ダブルスタンダードというよりアンフェアのように思えます。
アドマイヤムーンが海外でスタッドインしたとしても、おそらく日本ではかなりのアドマイヤムーンの産駒が日本でも走ることになるでしょう。ゴドルフィンの持ち馬として来る馬も多いでしょうし、社台や近藤オーナーもマル外として多くの産駒を持ってくるし、持込馬としても来るだろうし、おそらく1年とか2年以上は日本で供用する年もあるでしょう。

今、そこにある危機 : 白線の内がわ

上から順番に読んでいけば、いかに下になればなるほど酷いこと書いてるというのが分かると思うんですが、一番下の方は新しいエントリーでも、なかなか香ばしいことを申されているのですが、仮にもラジオのディレクターというマスコミから上がってきて、競馬評論家という立場にいまいる人が、現実的な問題点の提示という意味で、学生馬券師上がりのお笑い競馬ライターを標榜している人に見識で劣っているのはどうしたもんでしょうか、この須田さんの記事ですら、心配しすぎな面とか、ドバイの実力を計る例にツッコミ所はあるにも関わらず、それでも他の二人はこの須田さんに完敗している。
鎖国競馬が良かった、昭和60年代までの競馬の方が面白かったというのなら、サンデーサイレンストニービン、オペラハウスやエンドスウィープの血統は全部日本から追い出して、世界の競馬関係者に関心を持たれない競馬界に戻すようにしろとは、言わないわけでしょ?
社台はサンデーサイレンスヘクタープロテクターJRAダンシングブレーヴを日本に連れてくるべきではなかった、ということは言わないんですよね、むしろこの辺を輸入したことで、日本競馬のレベルアップについては決して否定しない、輸入はOKだけど輸出はさせないとか、そういう自分たちに都合の良いところだけ開国して、自分たちに都合の悪いことは鎖国しようなんていう、都合の良いことが世界に通用するなんて事は、本人も絶対に思っていないはずで、それを分かっていながら、開国の利点だけは享受して、自分がつまらないと思う部分は鎖国しようなんて言うのを、一方的に「昔は良かった」という視点だけで、建設的な意見は何も付け足さずに言うのは、これはジャーナリストの視点ではなく、単なる酔っぱらいの戯れ言ですよ、「競馬予想TV」のことは無しにしても、やはり「おまえのことだ」というしかない。
大体、いまの競馬ファンなんてほとんどがオグリ世代以降、いやオグリ世代ですら少数派のロートルになりつつあるんだから、そんなほとんどの競馬ファンがもはや知らない時代の競馬は良かったねと、老人達が傷口を舐めあっているだけで、若い世代のメッセージも発せていないような連中には、未来の競馬について語る資格はないと思います。未来を現実的に見据えられない人に、今後の展望を提示出来ないのは当たり前のことかも知れませんが、須田さんはその点、現状の競馬に絶望しながらも、まだ顔が先を向いているのが偉いとは思う。水上は悪いけど、この二つのエントリーの姿勢は、ジャーナリストとは言えない。ただの酔っぱらいの愚痴です。
僕の意見を最後に書くと、例え外資に荒らされようと、ハゲタカに目を付けられようとも、現状の社台一人勝ちよりはマシだと思いますし、外資やハゲタカに、それこそ社台を筆頭に対抗出来る駒は日本にもあるでしょう。戦う資金として、とりあえず40億円入ってくるわけですし(笑)。