魔王のマネジネント能力について。 : 不倒城

id:ymScott氏「多くのRPGにとって雑魚モンスターは野生動物みたいなもの」というのは、TRPGとかやっている人の感覚だと、凄いよく分かると思います。『ダイの大冒険』では、アンデットとか作り物系ではない、動物系のモンスターは魔王が現れると、その妖気みたいなものにあてられて凶暴化するという理由付けがされていたけど、雑魚モンスターの分布に関してはそういうことがありそうです。
魔王の本拠に近付いたり、重要ポイントにいくと、人造系や魔族のモンスターがいるのは、魔王が本拠を中心に勢力を拡大しようとしているからで、魔王の本拠に近付くほどに、売ってる武器が強くなるのはそれだけ脅威にさらされているからということでしょうか。あと実際には魔王軍の指揮系統には入っていない、魔の物というのも相当いそうな感じで、DQ3ジパングやまたのおろちなんて、かなり別口の魔物という気もしていました。

魔軍の適材適所について : novtan別館

「アリアハンから勇者が出てきたのは結果論」という意見には納得しかけたんですが、ただDQ3ならアリアハンは勇者オルテガが出た土地であり、「ルイーダの酒場」なんていう店があるような、冒険者がゴロゴロいるような土地柄であり、オルテガの息子でなくても第二のオルテガが出る可能性があった地域ですし、DQ2ではロトの血を引く勇者の血筋が栄える王国である、ローレシアやサマトルリアは決して甘く見て良いはずはなく、優先的に攻略対象にしても不思議ではない土地のようには確かに思えます。実際にムーンブルクハーゴンが行動を起こすと同時に、真っ先に電光石火で攻略対象にしているのに、サマトルリアやローレシアには下っ端の魔法使いぐらいを配置して終わりというのは、寸借に合わない行動と言えるかも知れないし、ムーンブルク攻略戦でそれだけハーゴン軍にもダメージが大きかったということもあるかもしれない。世界を救ったのはロトの血を引く三人の皇子だけですが、この三人が戦力を整えて魔王を倒せたのは、ムーンブルク城が玉砕によってハーゴン軍が、そのままサマトルリアやローレシアに向けて北上することを防いだということは、大きかったのかも知れない。