「モンキーターン」を8巻ぐらいまで一気読み

サンデー読み出した頃は、もうストーリーが大分進んでいた頃だったので、単行本でまとめて読もうと思っていたけど、なかなか読む機会がなかったんですが、先日「ドラゴンボール」を最後まで読んだラーメン屋で、サンデーコミック8巻ぐらいの所まで読みました。河合克敏先生は「帯をギュッとね!」とか、いまやっている「とめはねっ!」とかは読んでたから、もう安心して読み始めたけど、一話から家が隣の美人の幼なじみがいて、単行本一巻目ぐらいで既に告白していて、その後も何となく主人公に惚れている綺麗な女の子が次から次へと出てくるという、いかにもサンデーのラブコメスポーツマンガの王道な展開を、作者が照れながらも乗っ取って進んでいるのは、もうなんか楽しかったとしか言いようがないわ(笑)。
でもこれ多分、競艇界の「キャプテン翼」みたいな現実への影響あったんだろうなあというのは、序盤だけ読んでも感じるところですが、ここに書かれている本栖競艇学校の描写を真に受けて入って、エライ目にあった奴はいっぱいいるんだろうなあ(笑)。
とりあえず「モンキーターン」は引き続き読んでいきますが、「とめはねっ!」は1巻出たことだし、単行本でおっかけることにします。でもこの「モンキーターン」乗ってた頃ぐらいの時期のサンデーが、最後に元気あった頃だなあというのは、痛切に感じてしまいます。本当に「とめはねっ!」と「鉄腕バーディー」はサンデー本誌に移したら? と思うんですけどねえ、まあでもサンデーって、90年代ぐらいには長期連載作品が多くなった影響で、既に雑誌よりも単行本でという読者が多かった気がする。

そういえ富士鷹ジュビロ先生の元になった方の連載も、今週から「モーニング」ではじまりましたねえ。

モンキーターン (1)モンキーターン (1)
河合克敏

モンキーターン (2) モンキーターン (3) モンキーターン (5) モンキーターン (4) モンキーターン (9)

by G-Tools