日本競馬の短距離路線を支えるサクラバクシンオー

【第21回ファルコンS】桜とスプリンターは見ごろも短いってね! : Brain Squall

僕も実感として最近のJRAのスプリント路線のレベル低下は顕著だと思っていますが、アドマイヤホクトに対しての期待は大きくて、僕は出せるのなら宮記念に出して欲しいし、3歳春のうちに出れるスプリントのレースがもうJRAに大きいのがないんなら、3歳春でも出れる海外のレースを求めて50キロぐらいで香港やオージーに行ってもと思うのです。
結局、1993年から94年ぐらいにかけてJRAが国際化を少しずつ始めたときに、スプリント路線を開放した時に、一番やられそうな所から開放したと言われたけど、結局スプリントで日本馬が負けだしたのは、10年後のその時に予測していなかった香港勢によるもので、日本馬が欧州に出て行ってシーキングザパールアグネスワールドが海外で勝てるカテゴリだったわけだし、マルガイのおかげと言われるかも知れないけど、内国産で海外でスプリントで勝つ馬はいなかったけど、サクラバクシンオーを筆頭に、フラワーパーク、ビリーヴと強いスプリンターはいたんだけど、ショウナンカンプマサラッキトロットスターダイタクヤマトサニングデールあたりの競馬関係者の評価が僕は低すぎると思っているし、キングヘイローブラックホークデュランダルあたりの1200専門家じゃない馬が制したときに、評価下げちゃってるのが、1200専門家だった馬が1600で勝つと評価が上がるのに、1400-1600で強いイメージの馬が、1200で勝つとそのレースレベル低かったことになっているような気がして、これはちょっと矛盾があるような気がしています。
あと香港スプリントで、ここ数年日本のその時期の横綱大関級が大敗を続けていることもイメージが悪いかも知れないけど、香港はつい最近まで直線1000mという軽さで言うなら、こっちの方が軽いだろうというレースだったようですから、大物マルガイ短距離馬が来なくなって、香港勢が強くなったから日本のスプリント路線がやられはじめたのは確かだけど、そこにサクラバクシンオーという種牡馬に、良い牝馬が集まりだしてマルガイがいなくても外国馬に勝てる内国産馬が出だした前兆、今回のファルコンSはそのマルガイやカクガイに勝てる内国産馬の時代というのが、サクラバクシンオーという種牡馬によって到来したと、僕は結構ポジティヴに受け止めています。
サクラバクシンオーとかヒシアケボノとかタイキシャトルに、もっと良い牝馬を量も含めて集めれば、日本のスプリント路線はそこそこ行けるんじゃないかと思うんですけどね、ほとんどチャンスも与えないで、シンコウキングトロットスターを海外に出しているようなことしているようじゃあ、期待はそんなにできないのかも知れないですが。
ただJRAの番組ももう少し考えた方が良いと思う、重賞多過ぎでこれが一つ一つのレースが薄くなってる。短距離の重賞は1/3ぐらい減らして、G1も一つで良いんじゃないかなと正直思います。高松宮記念は中京にG1がいるのなら2000に戻して、香港やシンガポールのレースとアジアのミドルディスタンスツアーのレースにすればいいやん。春のスプリント最強馬決定戦はG2、秋にG1が一つという昔に戻しても良いと思います。
あとバクシンオーの話に戻ると、もういい加減ノースフライトサクラバクシンオー付けろよ(笑)。ダイイチルビーに対するダイタクヘリオスもそうだけど、もう繁殖馬としての格はバクシンオーやヘリオスの方が上なの認めてくださいよ(笑)。特にダイイチルビーは、ダイイチシガー以降はっきりと失敗してるんだから、ダイタクヘリオス付けて、社台レースホースの募集馬にしたらいいやん、少しぐらい高くても満口なるよ(笑)。というかこの辺のファンの喜ぶことをやらないから、いつでもファンは何か起きたときに、生産者の味方しないんだということ、そろそろ気付くべきでしょう。