自分の中では完全にヤンタンとセットのイメージ

カントリー娘。「あさみ」「みうな」卒業のお知らせ : TheManのつわもの迷走記

「ゾミ夫」さんの方で紹介されているCDを見ていると、その時のさんまさんのトークが結構鮮明に思い出される自分にビックリです(笑)。以下、ほとんど「ゾミ夫」さんに書かれている記事の内容に対する賛同になるんですが、石川梨華参加時代のカントリー娘。の局は確かにアイドル歌謡としての名曲多く、この頃のつんくの全盛期っぷりがよく分かる、絶対にモーニング娘。とか松浦亜弥とかの間の余技の筈なのに、それでここまでのものが作れるんだから、人間の全盛期の頃って強い、むしろ全力の筈のモー娘。とかの方が、微妙に外していたのがこの時期だった気がするから、まあ予兆はあったのかも知れないですが。ASAYANの頃のモー娘が嫌いだったのも同じで、「うたばん」で同じような弄られ方をしているのに、違った方面にはじけたのと、ヤンタンでのさんま師匠の絡みは凄い面白かったし、丁度それに比例して極めて80年代的な芸能界イメージでの駆け上がり方を、単体ではなく固まりとしていくのをリアルタイムで見れたのは、かなり面白い現象だったなと思います。古典的でお約束な芸能界的な仕掛けの中でアイドルとかプロジェクトが大きくなっていき、芸能界的にも世間一般的にも駆け上がっていくというのは、この先はもう難しいと思うし、もうこういう仕掛けの裏側とかは全部知った上で、正面からも裏側からも両方楽しめるというメタな楽しみ方も出来た時代というのは、ホンマあの2000年前後の数年だけ出来た特殊ななかなか面白い状況だったと思うし、この卒業はそういう仕掛けの中にあって、メンバーのフェード・アウトが許されなくなっている環境への切なさを感じます。

カントリー娘。大全集(2)

カントリー娘。大全集(2)