ガンダム芸人(追記) : 岡田斗司夫のプチクリ日記

アメトーーク〜11/9について その2 : ゾミ夫

そうなんですよねえ、バラエティ番組としてもあれが成立していたのかという問題はあると思うんですよ、いやでもそれよりも何よりも、品川さんはダメージ負ったような気がするなあ、土田さんはある意味計算通りに今後の商売の事を運べる演出出来たんじゃないかなとは思うけど、オタクトークをバラエティ的に見せるときに、本当にオタクかどうかはまた違うんですよね、二日前のこの番組の感想でも書きましたが、オタクネタを話するときは有野さんより実は濱口さんの方が面白かったりするし、ただバラエティ的お約束としてツッコミというか、否定的に物事を掘り下げていくよりも、肯定的に切り込んでいくということはもっとあっても良いような気がしています。地上波でバラエティ的な制約下で、オタクネタに限らず、スポーツでも何でもそうですが、どれだけマニアな人も納得出来て、そうじゃない人もそれなりに楽しめるようにするかというのは、もっと突き詰められるべきだし、高い要求をしても良いと思うんですが。
例えば昔のさんまさんは、スポーツ番組をやったときにマニアもある程度納得出来て、興味ない人にも楽しませることが出来て、平成の競馬ブームとかJリーグブームの頃には、あまり言われないけど大きな活躍をしたと思います。たださんまさんであってもそれは全盛期の話で、いまのさんまさんのスポーツ番組はサッカーにしても競馬にしてもそうはなっていないマニアは怒りかねない、浅い人も楽しんでいるのか分からない状態になっているので、大変なことだろうなとは思いますが、少なくとも演者に駒はいると思うのと、やっぱりバラエティ的にワチャワチャする番組の素材として、サッカーとかガンダムを使うにしても、やっぱり一人ぐらい専門家配置しようやと思います。サッカー扱うときは必要なくても水内猛とか置いとくんだから、そういうことは考えても良いんじゃないかなあと思いました。そういう人が例えマニアックなことを長話されても、どうせ編集でカット出来るんだし(笑)。