罰するというシステム : 大石英司の代替空港

ただ、いじ めっ子をきちんと罰する、ということを主張しないと、虐 め自体減らせないでしょう。被害者だって救われない。義務教育の制度の中で、いじ めっ子を罰して、教室から排除する。児童相談所の数と規模を倍にして、保護者に対応能力が無い場合はとっととそっちへ送り込む。虐 め児童生徒には卒業資格を与えなくても良し、とする規定を作らなきゃ駄目ですよ。
罰するというシステム : 大石英司の代替空港

保健室で授業させたりとか、登校拒否状態を放置したりして、これまでいじめられている方を教室から出していく解決方法を半ばとっていたんだから、こっちにするのは大変でしょうが、こうしないとダメだと思います。結局何故自殺してしまうのかというと、そこしか選択肢がない所まで追い込まれていると言うことなんだから、ただ「死ぬな」とか「頑張れ」と言ったって無理ですよね、もう頑張れないから自殺してるんですし、何とかして貰いたいから文部科学省宛に手紙も書く。

(やるなら)自殺か殺人か : ゾミ夫

でも親とか先生はそこまで追いつめられている子に相談受けたら、「自殺するぐらいなら相手やってしまえ」とか平気で言うんですよね、ただ上記リンク先で指摘されている通り、実際にいじめられている側が行動を起こせば、どうなるかという事です。自殺にしても自殺予告にしても、その大分前の段階の登校拒否にしても、そこに至るまでに子供がどれだけ追いつめられているか、大人じゃなくて子供がそこまで追いつめられているんだということ、どれだけ彼らにとって選択肢というのが存在しないのかを、もっと大人は理解しなくてはいけないと思います。本人達にこれ以上の我慢を強いるべきではないし、彼らが取ろうとした解決方法に対して卑怯もへったくれもないです。だから自殺予告を「脅迫だ」みたいなことは言うべきではないです。まだ自分も他人も殺していないうちにメッセージを出したことはまだ良い状態です。

福岡中2自殺 いじめ集団1年前からしつこく 死後「せいせいした」:北海道新聞 : 一汁一菜絵日記帳

いじめられっ子の方に原因を追及しても、その現場においていじめは無くならないという事、そして大人と子供は違うという話をより深く掘り下げています。

どうしようもないとき、逃げることは決して咎められることはない/アメリカのいじめ事情 : NC-15

また結論から言って、自分を殺すか相手を殺すかという所まで追いつめられているのなら、そこに行かないという選択肢は当然に用意されるべきだと思うし、そこまで追いつめられていることに、周りの大人はもっと敏感になってもいいし思うし、そうなったときにそういう選択肢を取れる社会を作って欲しいと心から思います。
上のにづかさんも言っていますが、メディアとかネットとかのいじめられっ子側の責任とか頑張りということを言う人達は、大人社会の定規で子供社会で起こったことについて判断しようとしすぎだと思います。