原田伸郎的なモノはテレビ界に拡散して残っている
以前にもやり取りした話題なんですが、読み返して思ったことがあったので掘り起こしてみます。
芸人じゃなくてタレントで忘れられた人2 : ふぬけ共和国
ここで言われているのは思いっきり「ヤンヤン歌うスタジオ」のことですが、こういう番組のノリとか自体は、例えば「SMAP×SMAP」とか「ハローモーニング」が継承していますよね、スマスマの方はモロにあのねのね本人を呼んでヤンヤンのパロディーみたいなことやってたし、ハロモニはヤンヤンと同じ放送局が全く同じような番組になっていた時期がありましたし、ただ違うのはメインがあのねのねではなく、司会やコントの主役をアイドル自身にさせていることですが、あのねのね的なタレントというのは、ついに後継者が出ないままに、80年代的な文化として葬り去られてしまったけど、あのねのね的な番組の作り方とか空気というのは、ある程度拡散した形で継承されているのではないかなと思いました。
まあ何度も言いますが、大阪ではちっとも消えていないんですが(笑)、ただ今でも支持層の中心は70年代後半から80年代の文化を引きずっている層が中心なのは間違いないでしょうが、「80年代面白主義」みたいな事を引きずったような振る舞いしてもノブリンの場合は嫌味にならないのが凄い、うちの父親なんかは芸能人がゲームだけして騒いでおしまいみたいな番組物凄く嫌いなんですが、原田伸郎がゴルフやってるだけの番組は、凄い楽しんでみてますからね、原田伸郎に許されるオーラというのが存在するんですが、その辺が東京のテレビの流れがスピードが早くなって、こういう空気とか雰囲気で馬を楽しくするというタイプのタレントが所ジョージを除いて全滅してしまったというのは感じています。
- 過去記事:芸人じゃなくてタレントで忘れられた人(2006年3月9日)