ギュンター・グラスがウルリッヒを蝶に例えていた

『ツール100話 ツール・ド・フランス100年の歴史』『ツール 伝説の峠』安家達也/未知谷)を読んでいても、1997年のヤン・ウルリッヒの初優勝時は、彼が若かったこと、そしてチャンピオンとしての風格を持ち合わせていたことなどが書かれていて、当時の一体この先どれだけツールで勝つのかという期待があったこの時期、そりゃ蝶にも喩えられようというものですが、いまやすっかりありとあらゆる肉関係のものに喩えられ、ベーコンだハムだと直球でデブと言われた方が救いあると思えるような喩えされまくっている我らがウルたん……。
あとリースのウルリッヒに“喝”の件は、最初は心理作戦とかで話し出しているけど、だんだん本気になってきて最後はマジで“喝”というような気がしてならないです(笑)。
(tannenbaum居眠り日記zzz)