『機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-』見てきました

今さらなのはネタバレで感想書きたかったから(笑)、レイトショー・モーニングショー上映でもそろそろ主要館は今週末で終わりという段階ならもう良いだろうと(笑)、でも今日は眠たいので、また後日書きます。一応僕のスタンスはまあどっちかと言われれば満足派です。カミーユが最後発狂しないだけでこんなにハッピーエンドになるのかと、エマ・シーン派としてはどうかと思うけど(苦笑)、また発狂しないエンドも、後半に強化人間の再登場をやらないだけでこんなにスムーズに受け入れられるんだと僕は思ったクチです。しかしこれトミノさん続きも作る気満々だなと言うのは、ハマーンが生き残ったところより、ヤザンが脱出したシーンをわざわざ残したことで思いました。
とりあえずテレビ原作より、シロッコハマーンが敵役として分かりやすくなって、80年代のトミノ作品というのは、エリート主義・官僚主義に根ざした選民思想というのが一番の敵役になることが多かったんですが、対立軸が多すぎてZテレビ版では分かりにくかったのが、今回の映画版はすっきりとなっていたと思います。あとテレビ版では分かりにくかったレコアさんの行動原理が、今回はかなりスムーズに受け入れられたかもしれない。シロッコの品定めしているところとかちょっと格好良かった。あとセイラさんの声をライブラリーから持ってきて故・井上遥さんに継続してくれたことは嬉しいです。
なんだかんだ言って結構書いてしまいましたが、でもやっぱりどう考えてもエマさんのあの最後は無駄死にというか、不用意な死に方だよなあ(苦笑)。殺さないで欲しかったというより、カミーユを発狂させないのならエマさんは殺さない方が良いという作劇的な感想も分かるし、殺すんならせめて小説版の方を採用してよとか、エマさんの最後の部分が全てオリジナルを採用しているあたりに、富野監督のこだわりを感じるとか、その辺は全部それぞれ矛盾する事柄でさえも、納得し同意してしまいます。
なんかこの先のことは自分の生な色々なとが出てきそうで、文章化して残したくないような気がするから、もしかしたら書かないかも(苦笑)。