パリ〜ルーベ2006 カンチェッラーラ独走勝利。ボーネンは繰り上げ2位に終わる
一夜明けて、録画で見逃していた前半も見返して、祭り明けのパリ〜ツール後遺症に僕も揺さぶられてますよ(笑)。踏切の話とかヒンカピーの話とかしたいけど、選手のコメント見返したり、写真見たりしたら、胸の中が熱くなってそれどころじゃなくなる(笑)。
(CyclingTime.com)
一応メモ替わりにクリップしておきます。
選手のコメントと踏切に関するお話
- パリ〜ルーベ2006 カンチェッラーラ、ボーネン、ホステ、ヴァンペテヘム、ポッザート、バッランのコメント(CyclingTime.com)
- パリ〜ルーベで2〜4位が失格 : 「レース途中で失格が判明したはずなのに、なんで最後まで走らせたんだ?」(独断的自転車見聞録)
- ボーネン謙虚(mas.ciclismo小ネタ通信)
- 「レースのリザルトだけが選手の価値ではないよね?」(自転車ロードレース覚え書き)
- 負けてなお格好いいボーネンさんが好き(独断的自転車見聞録)
- 2006.04.10 (Mon) UCI規則: 踏み切りルールはどうなっているのか?(Mas Ciclismo News)
とりあえず失格に関しては『ツール100話 ツール・ド・フランス100年の歴史』を読んで、昔はもっと理不尽な失格やペナルティの事例を沢山読んだばかりというのもあるかも知れませんが、安全性のことはもちろん、上の記事でも紹介されているようにルールとして整備されていることである以上、失格は可哀想ですが当然でしょう。
で、もう一つの批判として完走する前に失格を通達するべきだったんじゃないか、という件に関しては、あの踏切って残り10kmのところにあるんですよね(そういう意味では「ゴール手前15km前からそう言うべきだったんだ」というホステのコメントも変、まあ間違ってるだけだと思いますが)、でもおそらく2位から4位でゴールするであろう人達の失格の判定を、そんなに即断的に下してしまっても良いのか、レースの責任者達が失格を検討する時間は与えられてしかるべきというか、もしあの場で直ぐに失格を宣言してレースを止めさせていたら、それはそれで「失格は失格であそこまで来たんだから最後まで走らせてやれ」とか「失格の判断はもっと念入りに検討してするべきだった」とかいう反論や批判が出てると思うので、あんまり言うべきことでないように思います。
それに失格が直ぐに決まったとしても、選手達にどうやって伝えるかとか、審判者があの踏切で分断されて後ろに残されていたとようにも見えますし、彼らにしても第二集団を罰するよりも、第三集団が踏み切り越えをしないように制止することの方が重要だったでしょうし。
写真集
- 104th Paris-Roubaix(PT)(自転車ロードレース覚え書き)
- 104th Paris-Roubaix - PT(独断的自転車見聞録)
- 写真で振り返る2006年パリ〜ルーベ(tannenbaum居眠り日記zzz)
ヒンカピー痛そう、もうこれは、心も体も両方とも痛いんでしょうね……。ヒンカピーとフレチャを讃えるボーネンのコメントは素晴らしい。しかしカンチェッラーラはレースっぷりもそうでしたが、このコメントは王者の貫禄を感じるに充分の内容、やっぱりランス・アームストロング、ヨハン・ムセウの退場は世代交代を引き起こしました。