サンデーサイレンスで日本競馬が得たものと失ったもの

サンデーサイレンスが導入されて、日本の競馬は世界に匹敵するほどの力を手に入れたわけですが、その一方でサンデーサイレンスやその息子達に集中した繁殖牝馬が、少しでも多く競馬ブームの頃に現役だったスターホース内国産種牡馬に繁殖が回っていたらという思いは尽きないです。競馬ブームの頃に現役だった種牡馬の産駒が活躍していないというのは、決していま競馬の売り上げが下がっているのと完全に無関係ではないんじゃないかなとか、まあでも失われたものは大きくて、もう90年代前半までの多くの競馬ファンに愛された時代の競馬というのは、隔絶された失われた過去になってしまったことだけは間違いないようです。
(woodsmithの日記)