80年代的な楽屋オチがいまだに全盛のテレビバラエティ界

いまだに全盛というよりは、ひょうきん族とんねるずに影響を受けた世代の人たちが、いま第一線である程度発言力もある立場で仕事するようになっているからというのもあるんでしょうが、「ひな壇芸人」という用語自体はないというか、芸人を多数そういう形で配置するようなトーク番組というのが、わりかし近年になって出来たものだと思うので、まだここで言われているほど定義されているとは思えないですが、大体昔はクイズ番組とかあったら、パネラー席が五席あったら芸人枠は一席だったけど、いまはそれが二席や三席になり、残りの枠も芸人的な約束事を分かっているアイドルや俳優が座るようになっていて、近年もっとも芸人を巡る状況が変わっているのが、いわゆるお笑い番組、演芸やコント番組ではないバラエティ番組における芸人の立ち位置だとは思います。自分のブログの記事ではよくあることですが、何か切り口と話題が別の話になってしまったな、でもこういう「めちゃイケ」や「アメトーク」でよくある切り口は、とんねるずダウンタウンの影響強く受けた人達っぽいなあと思います。