NHK刈屋アナ また金絶叫「トリノの女神は荒川にキスしました」

この記事の結びにも書いていますが、刈屋富士雄アナウンサーの実況が讃えられているのは、あくまでも競技を立てて正確に伝えることを重視している、騒がずに冷静に伝えてくれているとか、確かなアナウンス技術に対してであり、何よりも伝えている競技や選手に対して最大限のリスペクトがあるから、僕たちは感動しているんであって、「トリノの女神は荒川にキスしました」とか「栄光への架け橋だ！」は象徴的に使われるだけで、別にこの決め台詞が言い訳ではなく、刈屋アナが良いからこの決め台詞も良いと言われるわけで、それは競馬の杉本清、高校野球の植草アナ、同じNHKの山本浩アナウンサーもそうですが、名台詞があるから名実況ではなく、名実況があるから名台詞が生まれる訳ですが、その辺の順番を間違えて欲しくないんですが、間違えまくっている人達が沢山いるのが、今の民放局アナの現状だし、この新聞記事の見出しも“絶叫”が先に来ていたり、勘違いする人はさらに増えてきそうですが、あっでも今回のトリノ五輪で日本の実況アナの銀メダルはフジテレビの吉田伸男アナだったと思います。それは言っておきます。
しかし冬季オリンピックにおいて、北海道や長野の放送局の、冬のスポーツ実況に慣れたアナウンサーが起用されない疑問の声については、僕も全面的に賛同しておきたいと思います。ローカル局やフリーのアナウンサーが起用されないのは中央利権でしかないよ。
（スポーツ報知）