FIFAがトルコに厳罰処分

でも一番キツイのは、足をかけられて転かされそうになって反撃したことで、チームは出れるけど自分だけワールドカップに出れなくなったベンジャミン・ハッゲル選手だよなあ、報復してしまったことで騒ぎが大きくなったとはいえ、そりゃ大の大人が大人にそんなことされたら、反射的に構えるよなあ。スイスという国が次も出れるか分からない国だし、本人も今年28歳なら次もと考えられる年齢でもないし、大きな騒ぎの原因を作ったと見られたにしても気の毒だと思います。正直、トルコに厳罰を与えるための喧嘩両成敗の人身御供になった感じがしますが、実質的に代表はもう引退であろうアルパイはともかく、エムレがユーロの予選六試合アウトのトルコ代表もキツイですね。最もこっちはホーム試合が六試合没収という、キツイなんて次元の話ではないものもあるんですが。もうちょっとどうにかならなかったのかというか、一番の元であり、おそらく自分だけの問題にしようと職を辞したであろうオズディレク氏が実質的に仕事を失っていることを考えても、罰金はかなりキツそうですが、それでもちょっと軽いかなあという気はします。
(football weekly)