長澤まさみ人魚になる あだち充原作「タッチ」に続き今度は「ラフ」主演

あだち充のヒット作品としてアニメ化もされなかったのに、まさかの映画化ですか、それも『タッチ』で南ちゃんをやった長澤まさみがそのままヒロインという東映の節操の無さは素晴らしいなと思いますが、みんな“同じ顔”といいますが、一応あだち充の中には二系統のヒロインがいて、浅倉南と二ノ宮亜美は一応別系統なんですけどね、この二系統のヒロインが共演したのが『H2』という、どうでもいいと言われそうな図式なんですが、水泳選手というリアリティを体型で出せる18歳〜22歳ぐらいの役者っているのかなあ。
(ウェブ報知)

いちろーさんが書いている話についてですが、まずこれだけ実写化が続く、日テレではしょうもない『タッチ』のアニメの続編が量産されているなど、過去の作品の権利が大盤振る舞いされているあだち作品ですが、これはもうマネージャーだった実兄の安達勉氏が亡くなったことが全てなんじゃないかなあ、物凄いエピソード多い人だけど、この辺はガッチリと手綱締めていた印象あります。
で、次は何なんだろうという話ですが、普通に考えれば『陽あたり良好』だと思うのですが、意表をついて『スローステップ』かなとも考えますが、ここは一発『虹色とうがらし』を「月曜ドラマランド」のフォーマットで希望したいです(笑)。
で、この映画については、これもいちろーさんが指摘していますが、この群像劇を二時間ぐらいの映画で描ききれるわけがなく、主人公とヒロインの恋愛話だけにクローズアップして食い足りないものになるだろうなあと、まあどうせ見ないし良いかという感じで、ヒロインにだけ焦点を合わせた制作ドキュメント番組とビジュアルブックみたいなのにだけファンは期待していれば良いんじゃないでしょうか。先の実写版「タッチ」も映画本編よりも、明石家さんまをメロメロにしたドキュメントの方をDVDにした方が売れそうだもんなあ。

しかしこれをきっかけにいま流行のカラー原稿再現の完全版が発売されるであろうことは素直に嬉しい。