M-1グランプリがブレイクをかけた場になっている
ただ最初の頃の歴代チャンピオンは中川家にしても、ますだおかだにしても、フットボールアワーにしてもM-1優勝した段階で、既に今と同じぐらいの地位を確保していた人たちだったのに対して、やはり去年のアンタッチャブル、南海キャンディーズがM-1をきっかけにテレビ的な商業的なブレイクを果たしたというのは大きいでしょうね*1。
ただ吉本勢がかなりの確率でといっても、去年までは1回戦はほぼプロは形だけみたいな審査だったような感じだったのが、エントリーが増えたことによって1回戦の段階で結構お笑いマニアには名前が通っているようなコンビが落ちているのが今年の1回戦で一番象徴的なことと言えるでしょう。
あとやっぱりオリエンタルラジオ、イシバシハザマ、とろサーモンと準決勝、敗者復活戦をきっかけにブレイクを掴んだ芸人が特に去年のM-1で多かったのも大きいでしょう。
僕としては、そのおかげで参加者が増えたり、今までM-1に出なかったような人が出てくるのは全然ウェルカムです。チョップリン、せんたくばさみ、梅小鉢、インパルス、ドランクドラゴン、北陽、マチコ、トップリード、THE GEESEとかも今年のM-1エントリーしてほしかった。この辺は「本職はコントです」という言い訳もいくらでも効くんだし。
(WEB7/365 お笑い・演劇情報)
- 関連:1回戦で落ちた主な芸人まとめ集(ぎょぐん探知機)
中の人むっちゃグッジョブな仕事です。結構有名所が混じっています。「本職・コント職人です」と言い訳できない人もいるのが辛いところ、しかしこうして見ると吉本はやっぱり思い切って身内を切ったなあという印象です。アメディオ、土瓶、こりゃめでてーな、さんご礁、ゆかいパンが落ちてるもんなあ。