花相撲としてのフレンドリィマッチのあり方

• 『夏休みの過ごし方』（武田薫の激辛スポーツ歳時記）
• 親善試合（Any given sunday）
• 日刊リウイチ：8月3日付

最初の二つは親善試合という花相撲の相手役として、Jリーグチームの対峙の仕方のへ、トーンはかなり違いますが疑問を呈していて、最後のリウイチさんは武田薫の記事に対して『敢えて言おう。スポーツの敵であると。』とまで言って反論しています。
親善試合と考えたときに、相手を本気に削りに行ったりするようなことは、相手側も戸惑うと思うし、遊びじゃないの？ という疑問は持たれるんでしょうね。
ただ日本のチーム側からしたら、滅多にない機会だからこそ本気の試合にしたいし、本気にさせたいから削りに行くし、強くあたりにも行くし、相手の良さを消そうとするけど、その一方でフレンドリィマッチという感覚で来る相手側は、そんなことされてもケガしたくないし本気になれなくて、消極的になるだけとか、頭に来て報復ということになるんでしょうね。
ただ日本のお客さんはどっちかというと超絶テクニックのショー的なものよりも、ガチ的なものを楽しみたいという欲求の方が強いように思うし、外国チームを見に来るお客さんはともかく、Jリーグのチームの方のファンにとっては明らかに高額すぎるチケット代に見合った試合内容を自分のチームに求めるのは仕方ないと思うんですよね。
とりあえず外国チームのオフシーズンマッチを日本でやるのは良いことだと思うんですが、それの対戦相手としてJチームをあてることは、チーム側の欲求もファン側の欲求も叶えられないんだったら、外国チームの日本でのオフシーズンマッチは外国チーム同士でやった方が良いように思いました。花相撲の相手が得意そうなクラブって、日本にはセレッソぐらいしかいないんじゃないかなあ、やってるサッカー的にも客の質的にも、正直外国のチームの人たち、なんで自分たちが敵意を込めてブーイングされているのか不思議に思ってるような気がする。J SPORTSで結構フレンドリィマッチやアムステルカップとかラスパルマスの大会とかイタリアの三チームでのとか、選手も客ものんびりしてるもんね、まああんな高いチケット代の試合ではのんびりもしたくないよなあ。