「ゲンセキ」

同じく昨日の関西なので、6月のSPではなく一週前の放送です。この回は見る前は期待薄でした。あと三組全てテレビ初出演といってたけど、イワイガワは「爆笑オンエアバトル」と「お笑い登龍門」で、けもの道は「オールザッツ漫才」で見たけど、あれはテレビじゃ無かったんでしょうね(笑)。

イワイガワ

ゲンセキ」に関しては、これまで録画をフルコンプリート出来ているのですが、今回の放送中始めて録画中にフリーズ起こして録画止まったんですが、それがイワイガワのネタ中だったんですが、全く惜しいと思わなかったぐらいに何度も見たネタでした(笑)、というかイワイガワのネタってこれしかみたことないです。
別に全く落とす意図ではなく言いますが、欽ちゃん劇団からコサキンの舞台で渋く脇を固めながら、10年後とか20年後には今の小宮さんや小林すすむさんみたいなポジションで俳優になっていくんじゃないかなあ、どっちかというとお笑いよりも役者嗜好の強いタイプの人がやりがちなネタの構成と演技だと思う。

けもの道

以下、全くネタの話はしません。
「男受け芸人、女には全く受けません」というあの一派のお約束の売り文句ですが、baseよしもとの客層の中で、ビーニに長く留まることが出来ている芸人が、女受けしていないわけないやん。どうもケンコバさんとかバッファロー吾郎さんにしても、これは全くこの人たちの本来の支持層とか思いっきりぼかしていますよね、そんなに他の芸人さんと比べて客層に違いないもん。
なんかプロレスネタ、アニメ・ゲームネタを多くやっているからといって、男受けする、女受けしないなんてことは決してあり得ないですよね、スーパーZとか若井おさむが逆にbaseで苦労している明らかに男受け芸人な姿を見ると、もうちょっと違うマインドが働いているように思っていました。
それが何なのか説明できずに、ずっと半年ぐらいいたのですが、物凄いヒントというか答えを得たのでその話をします。

僕はみうらじゅん伊集院光もそんなに好きじゃないというか、多分オタクの方向性がま逆だと思うので、あんまりチェックしていなかったので、この二人が提唱している「童貞力」とか「中二病」についてはよく分かんないんですが、この辺の本来の男の子世界みたいなものとは、バッファロー吾郎からケンコバから、けもの道ぐらいにまで通じている大阪吉本のプロレス・オタク・サブカルネタを主体とする芸人さん一派(というのは正確じゃないけど一応こう定義します)のマインドというのは違うんですよね、まだ何となくとしか言えないけど、少なくともこういう芸風が必ずしも女性受けしないかと言えば違うよね。

コバヤシ

正直、何の期待もしていなくて見たけどビックリした。決して僕の好きなタイプの芸人さんではないんですが、僕の個人的な嗜好を一切排除して言わせて頂くと、レベルが高すぎるの一言、自分の好き嫌い別にして凄いわ。
書かないと思っていたけどネタについて、けもの道がこのレベルのネタをさらっとやれるのなら、4月、5月と低レベル感が強かった事を考えると、6月のSPでは上位三人でオンエアされるんじゃないかなと予想したのですが、

中山功太

今月のビーイチバトルでやった、DJモンブランですね。貫禄なんですが、木梨さんが『いいな〜 売れてて』といったのは、なんか凄い。いや『アンタの方が売れてるやん』というツッコミもあるんですが、木梨さんは本当はこういう方向性で売れたかったんだろうなとちょっと哀愁漂っていてなんか良かった。
今回はピン芸人二人が出色でしたね、その感想については同じくピン芸人カネミノブさんの感想が凄く良いのでそちらを見てください。

中山功太DJモンブランは生よりライヴという意見は全面同意です。生で前列二列目で見た「体育教師編」は最高に迫力があった。
で、こちらTheManのつわもの迷走記)にあったコント番組には誰がセレクションされるのか予想ですが、僕としてはこれまでの番組のプッシュ的に見ても、中山功太コンマニセンチは確定、オリエンタルラジオは他との綱引き次第という所かなと思いました。これだと全部吉本になるので、U字工事THE GEESEあたりがこれに加わるかなというところですかね、あとオジオズが今更こんな所に出てくるのは、ちょっと確定印が付いている気はします。
あとは「ひょうきん族」での山田邦子ピンクの電話、「夢で逢えたら」の清水ミチコ野沢直子、「めちゃイケ」でのオアシズ、「はるとび」での北陽的ポジションですが、正直これまでの女芸人にコント番組向きはいないですよね、正直オジンオズボーンバッドボーイズ、あとこれからにのうらごなんかも出るということを聞くと、女性芸人枠として青空、アジアン、梅小鉢、クワバタオハラ、はりせんぼんあたりを出してくる必要性はありそう。