「上方演芸ホール」

NHKの演芸番組、面白くないブリッジのコーナーは抜きにしてネタだけ。
笑い飯は闘牛からパトカーのコンポ、年末年始からテレビで最もかけているネタなんですが、これが一押しなのかテレビ消費用の捨てネタなのかは判断に迷うよなあ、去年のM-1前日のbaseよしもとでかけているぐらいのネタだから、勝負球と考えた方が良いのでしょうか、しかしこのネタの出来不出来というそれ以前の問題としてボケのフレーズ、ツッコミの口調などワンパターンの深い迷宮にはまり込んだ感じでかなり厳しい。FUJIWARAは元々このコンビのコントは昔から好きじゃないのでパス。
サバンナは犬井のブルース成功以来、こういう役割の比率が「高橋９、八木１」というネタが増えている感じがするんですよね、犬井ヒロシが成功したからというのと、八木真澄のパーソナリティが、天然とか一発ギャグとかノート作成とかで知れ渡ってきたので、八木真澄の存在価値が揺るがなくなったという自信が出来たからなのかも知れませんが、でもここまでツッコミ役が八木くんである必要性のない、もっというと高橋茂雄のピン芸でやっても大丈夫そうなネタやっちゃうのは少し心配になります。スキルは劣るけど漫才になったほうが、二人にきちんと均等な役割のネタが出来るんだから、何とか二人のコントでも頑張ってほしい。
で、ラストは南海キャンディーズ、最近一押しというかおそらく今年一年の勝負ネタにしていくであろうホストクラブのネタですが、今回やった「山里がしずちゃんにホストクラブに行くことを勧める」という入り方よりも、「しずちゃんが山里にホストクラブの面白さをアピールする」という入り方の方がやっぱり面白いなあと思いました。山里の方からのネタだと使える面白フレーズが少なくなるように感じました。