ゲーム脳がテレビ・新聞などで大手を振っていることについて

この問題はかなり早い段階で言われている日本のゲームメーカーが森昭雄を何故訴えないのか? ということはもちろんですが、いま地上波のテレビを見ていたらゲーム関係のCFがあれだけ流れているわけで、あんなイカサマ学説を垂れ流すどころか肯定的に扱うテレビ各局に対して、あれだけの広告料金を投下し続ける意味が果たしてあるんでしょうか?
なぜ様々な業種において、大量に投下されたCFが無言の圧力になっているという噂があるのに、ゲーム業界はそういう効果が一切無いままに、テレビにあれだけの広告費を垂れ流し続けるのは正しいことなの?
いや広告費を楯に金に任せて言論を封殺するようなことがまかり通る世の中はイカンですよ、ただここまで風評被害を助長している勢力に対して、ゲーム業界がお金を落とし続けるのは問題でしょう。
広告費を楯に無言の圧力をかけるんではなく、公に「誤った学説を流布し業界に損害を与えるテレビ局に資金は出せない」と業界団体仕切りでやってみたらいいのにと思いますよ、民放各局をパニックに追い込めるぐらいの予算の引き上げになるでしょうから、やってみるべきだと思いますよ、ついでに「ゲーム脳」みたいないい加減な学説を無批判に取り上げて流布させたとして司法の場でも責任を追及する。まあ「メーカーと代理店と放送局」の関係性とか考えたら難しいのは百も承知ですが。
しかし最近、岡田斗司夫さんが『我々(オタク)の利益代表者を国会に送り込もう』と言ってるように、ゲーム業界こそ自分たちの利益代表者を国会やワイドショーのコメンテーター席なんかにどんどん送り込まないとダメでしょう。
幸い日本のゲーム業界も業界自体が20年を越えるようになって、もうそろそろ昔の名前でしか商売出来なくなったお年寄りというのが一定数出てきていますし、こういう人たちをどんどんゲーム業界が業界団体とか作って、政治やマスコミの世界に送り出すべきでしょう。過去には大ヒット作もあった大物ゲームクリエイターだけど、才能が枯れたか、その人の元にはもうお金が集まらなくなって、新作なんて作れなくなっている人はもう何人もいるし、ファミコン時代のスターゲームクリエイターだけど、いまは会社内で冷や飯部署に押し込まれている人もかなりいるっぽいし、やっぱりゲーム業界はそろそろ資源を有効活用すべきで、ゲーム業界の一番の資源は“人”です。いま各ゲームメーカーが不良債権として抱えている人材を昔の名前が活かせる次なる活躍の場に、送り出すことを考えても良いんじゃないでしょうか? (うわあ、なんかとんでもなく酷いこと言ってる……。)
そろそろ「ゲーマーは仕事がデキる」とか「中国では子供のコンピューター教育にゲームが良いとされている」とか、外からの(確かなのかようわからん)言説でゲーマーやゲームを弁護しないといけない現状は、ゲーム業界の中の人にきちんと考えてもらいたいです。それとも訴えて貰うのまで外国のゲームメーカーにやってもらうつもりなのかな? このままだと日本の業界団体よりも先にマイクロソフトエレクトロニック・アーツの方が先に正式な抗議行動や裁判沙汰にしそう。(雅楽多blog)(インサイター