リーマン“顧問”断言「敗者はライブドア」

今から青いことを言います。先日はみんなウンコという結論で結ばせて頂きましたけど、やっぱり改めてウンコにも質があると思いました。
いややっぱりどんなにホリエモンや日枝社長のやってることや言ってることがウンコだとしても、この人たちは堀江さんは今後の人生を、日枝さんは今までの自分が人生で積み重ねてきたものを賭けて、いま勝負しているわけです。
それを自分は絶対安全圏において見ているだけなのに、この勝負がどっちに転んでも大儲けすることが出来るポジション連中の方が、賢いといえば賢いけど、やっぱり同じウンコでもこちらの方が遥かに悪臭がするウンコですよ。村上にしても榊原にしてもこんな連中がエリート官僚やってたんだと思うと吐き気もするし、それは堀紘一にしても、財部誠一にしても同じでどうも経済問題について、官僚やアナリスト、コンサルタントとかの言ってることってずっと鼻につくなと思っていたんだけど、結局実際の博打場で人生賭けて勝負かけている人たちがいる中で、こいつらは絶対安全圏に身を置いて偉そうなこと言ったりしてるわけで、そりゃ中身がないように感じるか、結局この人達は自分はリスクを負っていないのに、リスクを負ってる人たちを利用して金儲けして偉そうに言ってる、本当に福本伸行が嫌っている世界の人たちだなあ(苦笑)。
ということで、ホリエモンとフジテレビの争いに関しては、裏で儲けようとしている連中のほうがあまりにも臭くてたまらないので、ホリエモンやフジテレビの粗相なんて気にならなくなってきたというのが僕の最終結論っぽいです。だって榊原英資の言ってることは、「我々はホリエモンを詐欺にはめて見事に儲けました」という勝利宣言を人前でしているわけでしょ? 人をだまして儲けましたと公の場で高言しているわけでしょ? 恥知らずにもほどがあるよ、こんな奴が勝ち組の社会というのはやっぱりロクでもないよ。
だってこれ競馬の世界にあてはめたら、高名な競馬予想家が自分は勝てないと思っている馬の人気を煽ってオッズを変えて、自分は勝ち馬の馬券で儲けたと公言しているようなもんじゃないですか、こんな人間が昔大蔵官僚、今慶応の教授ですか。本当の悪人ほど自分は絶対安全な所に身を置いて悪巧みしているんですね、もはや劇画の世界だよ。(ZAKZAK