【速報】R-1ぐらんぷり2005決勝進出の八人が発表

R-1ぐらんぷり2005決勝進出
ヒロシ、友近井上マーあべこうじ長州小力中山功太ネゴシックスほっしゃん。

ネット上の準決勝観戦記で評価高かった人が何人か落ちてますね、ヒロシはともかく初めての全国放送で友近を落とす勇気はなかったですか。南野やじとかザ・プラン9勢は残念だけど、この中から誰か落として替わりにとなると友近しかいないからなあ、流石にそれはようしなかったということでしょうか? あーR-1の公式掲示板早速荒れてるよ……。ここ何年かお笑い追っかけていない人には物凄い勇気ある選考に見られるだろうけど、ちょっと今現在のお笑いマニアと一般のお笑い知識とかが乖離しすぎていて、マニアが見たら「テレビ的過ぎ」といわれて、一般の人や最近見てない人が見ると「知らん人ばっかり、友近とヒロシぐらいしか知ってる人いない」ってことになるわけで、こういう選考難しくなってきたなあと思いました。選考した側は結構勇気ある選考したつもりだと思うけど、もうお笑いマニアとかオタクの人たちって、もっと踏み込んでしまってるんだと改めて実感してしまいました。井上マーあべこうじ長州小力中山功太ってお笑いファン、演芸ファン以外にはまだまだ無名だからね、ちっともテレビ的な大衆迎合じゃないと思いますよ、大衆はこの辺多分まだ知らないから(笑)。大衆におもねるというのは、月亭八光あたりが残ってから言う台詞だと思います。
というか今回テレビ的でみんな知ってるテレビ局としては安心っていうの、ヒロシと友近ぐらいしかそもそも最初からエントリーしていないんですよね、陣内智則ケンドーコバヤシ波田陽区つぶやきシローもホリもエントリーしていないわけで、この辺が勢揃いして井上マー中山功太が落ちていたら、大衆迎合・テレビ的な選考って言って良いと思うけど、これでも結構冒険だと思うよ審査員にしてみたら、世間というか演芸オタク、お笑いマニアが行き過ぎてるだけなのかなと、今日少し考えさせられた。実際問題としてプラン9の全滅は吉本としてどうなのか? テレビ的にどうなのか? ってこともある訳ですしね、実際問題としていま吉本がプッシュしていて、テレビ界が注目しているのは、ザ・プラン9であり、2回戦で落ちた佐久間一行椿鬼奴とかが落ちたのは何なのかということもあるでしょう。プラン9勢の全滅に関しては、これは去年のM-1の時のうめだ芸人の全滅とか見ていても思ったけど、中途半端な技巧派が技巧に頼りすぎると『小手先感』が手練れの審査員には浮き彫りになるのかもしれないなと思うのです。
M-1でも技術力に定評のある中堅コンビが毎回準決勝で爆笑取りながら全滅しているように、やっぱり審査員は限界の先を見たいんだろうなとは少し思いました。そういう意味でプラン9は達者にこなしすぎるか*1、あんまり嬉しくないけどプラン9勢の全滅って予想は当たっちゃった。
あとM-1の時にも言ったけど、応援していた芸人さんが落ちたからと言って大会自体をくさしたり、審査員の悪口言うのは、その大会に真剣に取り組んだ自分が応援している芸人さんをもくさしていることになるんだからそれは止めましょう。芸人さんは前を向いているんですから、応援している側の人間が後ろ向きになるのは失礼です。
でも南野やじ友近外して入れて欲しかったなあ、友近は本番に弱すぎるの再三見てきたから、決勝に上げるのがちょっともったいなく思ってしまう。まあでも部分的な面での不満はあるけど、大きな文句はないという、例年のM-1、R-1の発表の時と同じような感想ですね、とりあえず僕は直前予想で全員名前出してるし(笑)。(ニッカン)

*1:まあこれは昨日も書いたけど、現在の(フット以外の)うめだ芸人全員が抱えている弱点だとは思いますが、そういう意味で限界を超えていたから去年の敗者復活で一番漫才の技量と経験に劣るサバンナが一番うめだ芸人で輝いていたのは物凄い皮肉だなと思いました。