アテネオリンピック 男子サッカーグループリーグ 日本×パラグアイ
キャプテンマークが小野じゃなく引き続き那須なのがビックリ、あとそんなにこれまでやってない高松と大久保のツートップも驚いた、試合が始まってからですが、なんで日本のディフェンスはセーフティクリアしないんだろう、攻撃の起点になろうという意識が強すぎるのかな? あと僕はあんまり審判批判とかには与したくない人間なのですが、この審判はヒドイな、しかし噂の長谷川健太のキレ気味解説が聞けたのだけは嬉しい(苦笑)。
松井を後半頭から入れろとは思ってましたが、交代は那須とか……山本さんそれは仕方ないとは思うけど非情だわ。
はい試合終了、まさかパラグアイ相手にこんな大味な試合になるとは思いませんでした。しかしパラグアイ相手に3点取れたのに勝ち点取れなかったかキツイなあ。
以下は何となく感じたこと箇条書き、主にまとまってない第一印象です。
- DFのミスによる失点はGKが適切に声を出していたら防げなかったか?
- 小野を前半ダメだったのはトップ下で使われたから、後半ボランチになって活きたことからも立証。
- 高松と大久保のツートップは高松がサイドに流れて大久保が真ん中ということになりがちで、なんで逆にならないのかと思った、言われてから気が付きましたが、このツートップだったトルコ選抜との試合もそんな形が多かった。
- 決定的ミスをしたとはいえキャプテンの那須をああいう形で下げるのはどうなの?
- 山本監督はシドニー世代には浪花節全開で甘いのに、現在のアテネ世代には厳しいのは何故?
- 平山を今後もスーパーサブで使うの? それなら坂田を選ぶべきじゃない?
- 左サイドの守備のケアをしなかったのは何故? 2点差の際に前がかりになっていた時間帯は仕方ないですが、最初に1点差まで詰めたときに、左サイドのケア考えても良かったのでは? 4バックにするとか。
- 高松の二つのPKゲットは見事だったけど、今日の試合を見る限り二戦目からは平山をスタメンにすべきだと思う。
気になるところは結局全部、山本監督の選手のセレクションとスターティングメンバーの配置の問題に行きついちゃうなあ、三点も取った選手はあんまり責められない、責めるべきはスターティングメンバーを間違えた監督と、GKなんだけど、曽ヶ端は事前の準備試合でもミスが続いていたわけで、本人よりも選択した監督の責任の方が大きいと思います。何とか残り二戦で修正してほしいんですが、やっぱりCB*1と左サイド*2にオーバーエイジを配置するべきだったという結果に、少なくともこの時点ではなってしまいました。